第2回ノースリー大会 問題の解説
こんにちは、ぴくちゃです。
先日の第2回ノースリー大会の問題をかなり難しく作ってしまい、作意が伝わってるかわからないので解説記事を書きます。
問題
サイズ:17×17
難易度:ハバネロ
作者タイム:7分26秒
解説
まず注目するのは左下エリアです。
とりあえず図1くらいまで埋めたら、図2の壁際定理を使います。
すると図3の赤い2マスが白マスになります。
この2マスのどちらかが黒マスになると壁際定理が適用されてしまい、一番下の行で間2マスの3連禁が発生しますからね。
少し解き進めると今度はぴくちゃスペシャルのお出ましです。
連鎖でもう一個。
さらに縦でもう一個。これは真ん中の2 in 2*2の向きを置き換えてあげることでぴくちゃスペシャルになります。
この問題を作った時の最先端手筋だったぴくちゃスペシャルをこれでもかというほど詰め込みました。ちなみにまだあと数回出てきます。
さて、またルールに従って解き進めていきます。
※見落としてしまいそうなところ↓
すると真ん中にぴくちゃスペシャルが出てきます。
図9では一見わかりませんが、、、
自然発生があるので、下から2行目には白丸が置かれているのと実質的に同じです。
そう考えると、図10のようにぴくちゃスペシャルが浮かび上がってくるのです。
またルールに従って解き進めます。
※個人的見落としポイント↓
※個人的見落としポイント2↓
※個人的見落としポイント3↓
もう最終盤です。自然発生を利用して埋めていきます。
最後に左上を分断禁で埋めて…
正解です!おめでとうございます!
大会では最後に3、7、15行目それぞれの白マスの塊の長さを左から数えた「12361」、「25212」、「13612」をフォームに入力すれば正解になります。
終わりに
こういうとこで何を書いていいか分からないので、広い盤面のノースリーの解き方のコツを書いておきます
ノースリーはルールの性質上、盤面が広くなるにつれ広い視野が求められるようになるので、今回のような問題では特に見落としが起こりやすいです。
そんな時は焦らず、一度深呼吸して水でも飲んでからもう一度盤面を眺めてみましょう。パッと手筋が見えるはずです。
もっと具体的な話をするなら、ぴくちゃスペシャルや1-3-1禁止系シリーズを注意して探すようにするといいと思います。
というわけで第2回ノースリー大会の解説でした。次は第3回大会でお会いしましょう、またね〜。
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