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死ぬ気になれば、何でもできるものだと思います

おはようございます♪
心と身体の癒し配達人、障害克服セラピストのエルザです(^^♪

かつて私が自分の命の大切さを感じていなかった時代、命そのものは大切だと思いながら、自分の命は粗末にしていた頃、私は1度だけ本気で死を覚悟したことがあります。

それを私は「ハンバーグ事件」と呼んでいるんですけれど、それほど大袈裟なことでもないかもしれません。

ですが、私の中ではとても重要な、ある意味思い出のようなものになっているので、タイトルみたいなものをつけているわけです。

それまで自分の存在を否定してましたから、何度も消えてしまいたいと思っていましたし、痛いのが嫌いなのでリストカットこそしませんでしたが、お酒と薬を一緒に大量飲んではフラフラになっていたこともあります。

そんな、いわゆるOD(薬の大量摂取)を繰り返していたので、私の過去の記憶はところどころ抜けています( ̄▽ ̄;)

それで、あるときふと思ったんです。

「『死ぬ気になれば何でもできる』って言うよなぁ…」

何気なく頭をよぎったこの言葉が「ハンバーグ事件」に繋がるわけですが、今思うと怖いことを考えたなぁと、あのとき目を覚ましたから今こうしてお話できるわけですし、命あることに感謝できますが、あのときはホントに軽く、しかもいたって冷静に「これで死んでもいいか」と考えていました。

では、その時、私は何をしたのか。

当時、眠れないことが多くて、睡眠剤を処方してもらっていました。

名前は伏せますが、睡眠導入剤と呼ばれる薬より強く、大量に服用すると命に関わると言われていました。

夕食にハンバーグを作ろうと思ったんですが、前日に夫とケンカをしたせいか、何で私が夕食を作らなければならないのかとイライラしてたんだと思います。

で、「死ぬ気になれば何でもできる」という言葉を思い出し、睡眠剤を大量に飲んで死にそうになりながら、果たしてハンバーグを作ることはできるんだろうか…という、今思うと何ともバカげたことを冷静に考え、そして実行したのです。

そして、最後は夜中に布団で目が覚めたわけです。

その間の記憶は全くなく、夫から聞いた話によると、結論、ハンバーグはできあがっていた(焼いてあった)ということですが、何をどうしたのか分からないのですが、至る所にハンバーグを含めいろいろなものが散乱していて、何故か玄関で下着姿になって倒れていた…ということで、夫が布団に寝かせ、意識が戻るのを待っていたということです。

夫が仕事で留守だったのを見計らって決行したので、いつから倒れていたのかもわからず、知り合いの薬剤師さんに相談したものの、救急車は呼ばずに布団まで運んだと言っていました。

そのときをきっかけに、もうこんなバカげたことはしないと言いながら、その後も何年かはODを繰り返していたんですが、実のところ、この事件は私がまだ統合失調感情障害を患う前の出来事で、まだ精神障害者ではなかったころのこと。

神経症と診断されていて、精神に異常はないと言われていたし、精神障害者になったのもそれから何年も後のことだけれど、その頃からいずれ精神に異常をきたすような要素は持ってたんだろうな…と今は思います。

それぐらい、未来に希望を持てず暗闇の中を彷徨ってたんだと思うし、今はもうその頃に戻ることはないほど、明るい未来が待っていると思えるから言えることなんですが、タイトル通り、ホント、死ぬ気になれば何でもできるものだと私は思います。

自分の限界を超えると、それまで見えなかったものが見えてきたりします。

とどのつまり何が言いたいのかというと。

自分の人生を諦めないでください。

どんなに苦しくても、どんなに惨めでも、生きていれば必ず報われるはずです。

私はこのハンバーグ事件より10数年前にも、母親の運転する車に乗っていて事故にあったことがありますが、車が破損するほどの大事故だったにも関わらず無傷で死を免れました。

良い言い方をすれば、2度も命を救われた。
悪い言い方をすれば、2度死に損ねたわけですが、いずれにしても、私はこれらの経験を得てやっと、命の大切さを感じることができるようになりました。

結局、ODを繰り返して記憶を飛ばしても、いいことなんて何もないですからね。

そんな私なので過去の記憶は曖昧で、嫌なことだけではなく、楽しかった思い出などもハッキリとは覚えていなかったりしますが、これからは、記憶に残らなくても、毎日を楽しんで過ごせればいいのかな…と思ったりしています(*^^*)

最後に、私のつたない文書をここまで読んでくださったみなさんに感謝します♬︎♡

ありがとうございます(*´˘`*)♡

これからもみなさんの心に笑顔の花が咲きますように…(*˘︶˘*).。.:*♡

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