母の想いを受け止めて
おはようございます♪
心と身体の癒し配達人、障害克服セラピストのエルザです(^^♪
先日、母と電話で話をしたとき、
「アンタは20代の頃から辛い想いをしてるから、これからはいいことしか起こらん」
と母が言ったのを聞いて思ったこと。
母もずいぶん変わったな…と。
悪い意味で…ではありません。
実のところ、私が最初に神経症を発症したきっかけは母でした。
当時は私が病気になったのはすべて母のせいだと強く責めていました。
発病したとき、病院を受診したまま、母に会うのが怖くて家に帰りたくなくて、1ヶ月ほど知り合いの家で居候をしていたこともあります。
発病したことによって、それまで抱えていた母への不満が一気に溢れ出し、ことある事に母に暴言を吐きまくっていました。
母の涙は祖母のお葬式にときぐらいで、10年以上見ていなかった気がしますが、私が病気になってからは私とケンカをしては泣いていました。
当時の主治医も、「お母さんも還暦を過ぎれば変わるから…」と言っていましたが、その言葉をあまり信じてませんでした。
何故なら、神経症を発症したとき、主治医の先生が「娘さんは神経を病んでいるだけで、精神的な異常はありません」と言ったのを聞いて安心したと言っていたぐらい、精神障害に対する偏見を持っていました。
まぁ、時代的に精神障害に対する一般的な認知度も低く差別の酷い時代でもあったからだとは思いますし、田舎でしたからね。
そんな母が、私が精神障害福祉手帳を持つことに何ら反対しなかったことが驚きでした。
ちょうど私が統合失調感情障害を発症した頃、母は還暦を迎えた頃だったと思います。
主治医が言っていた通り、還暦を過ぎたぐらいから変わり始めた気がします。
母がというより、私の方が変化したのかもしれませんが、ここ数年で母との確執がなくなってきている気がします。
お互い歳を重ねたからなのか、昔はわからなかった母の気持ちが何となくわかるようになったと言いますか。
母なりに私の身体のことをいろいろ気にかけてくれていて、このご時世で心配して様子伺いの電話をくれるんですが、先日の電話でアトピーの話になったときのこと。
行きつけの皮膚科の先生に、1年間集中的に治療を行うこともできると聞いていたんですが、月に2回注射を打たなければならず、しかも高額であることということもあって、私は躊躇していました。
それで完全に治るという確信があればさほど躊躇することもなかったんですが、その話を母にしてみたのです。
母は即答しました。
「少しでも治る可能性があるならば、治療を受けなさい。お金のことも心配しなくていいから。」
「そんな身体に産んでしまった私に責任があるから。」
そして冒頭の言葉につながります。
子どもの頃からずっと、母は私のために病院を駆けずり回っていました。
車の免許を取ったのも、私を病院に連れていくためだと言っていましたし、私に「お金のかかる子だ」と言いながらも、大人になってからも病院にかかるお金は工面してくれたりしました。
「健康でさえいてくれればそれでいい」
「少しでもアトピーが良くなれば、生活も仕事もやりやすくなるでしょ。」
そんな母の言葉に背中を押され、私はアトピーの集中的な治療を受ける決意をしました。
正直、注射が苦手ですし、結構なめんどくさがり屋なので、薬を塗るのも億劫に思ってしまうこともあります。
ですが、母の想いを無駄にしたくないので、受けてみることにしました。
そして、今、大学病院にいます。
これからどんな治療が始まるかドキドキしながら、診察を待っています。
がんばって取り組みたいと思います。
最後に私のつたない文章をここまで読んでくださったみなさんに感謝します♬︎♡
ありがとうございます(*´˘`*)♡
そして今日もまたみなさんの心に笑顔の花が咲きますよう…(*˘︶˘*).。.:*♡
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