和田麻美子さんのマグカップ
私はものこだわりがとても強い
マグカップがほしくて、でもほしいと思えるものが見つからなくて
5年ほど時間をかけて出会ったのがこのカップ
青にも緑にも見えるこの色となめらかな曲線に一目ぼれだった
宝物のように使っていたのに
あるとき手を滑らせて持ち手を割ってしまった
このまま手放すことなんて考えられず
でも棚の中になんとなくしまい込んでしまうのも嫌で…
知人の知人に金継をする人がいたのだけど
カップを落としてしまったときに持ち手の一部がなくなっていたから
金継も難しいかもと言われていた
それもまた私の尊敬するH氏が隙間を埋めるパーツを作り継いでくれた
好きなものが好きな人たちの手で生き返って
唯一無二の美しさに心が満たされる
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