【医療改革】腎臓疾患の新たな治療は、「着る」透析治療へ

※音声配信の台本となっております。
本編は、下記ラジオをご視聴ください。
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■背景

・現代において、生活習慣病は、
 当たり前の言葉となってきましたね。

・腎臓疾患によって、引き起こる、
 糖尿病などの病気も多く耳にすることが。

・米国では、7人に1人
 何かしらの腎臓疾患を持っているとも言わる。

・その中で約78万人ほどが、末期の腎不全患者で
 治療において、腎臓移植などのアプローチもありますが
 費用の関係などから、透析がほとんど。

・今後の生活習慣も考えると、
 この数はどんどん増えるとも言われています。

・そこで、今回そんな透析治療
 新たなアプローチを試す企業の紹介をします。


■紹介

・水を使わない携帯型血液浄化システムを開発する
 スタートアップ企業Qidni Labs(キドニーラボ)の
 携帯血液透析装置「Qidni/D」


■POINT

・移動できるほど小型という点では、

・本来、透析というと、病院に通い、
 大きな装置で行います。

・持ち運ぶことも困難です。

・しかし、この「Qidni/D」は、
 ジャケットほどの大きさに隠れるサイズだそうです。


・水をほとんど不要という点おいては、

・一回の透析に必要な水の量は、本来
 1週間で300〜600L必要らしいのですが、
 これを、コップ1杯の水で透析できるものになります。

・画期的ですよね。

・透析は、体の外に毒素を含んだ血液を取り出して、
 フィルターと透析液を通して、
 毒素を取り除きながら、血液を体に戻すやり方となってます。

・その際に、大量の水が必要になるのですが、
 この装置は、独自のカートリッジとゲルを使うので、
 必要な水分量を減らす技術を使っています。


■VIEW
コップ一杯ほどの水で、移動しながら透析ができるのはすごい。より簡単に治療などが、できる環境が整い、ひどい状態になる前に、未然に防ぐこともできそうな技術ですね。
医療は今後、デバイスの開発が進み、自分の体の状態を可視化できるようになり、治療から予防する医療へ移行していくので、発展に期待したいですね。また体は資本なので、いくら医療が進むとはいえ、病気にならないような生活も、意識して、個人でも予防する考えに移行していけるといいですね。


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