ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論始めます。

Advertimes(アドタイ)で「ブランドなんか大嫌いなブランド担当者が33年かかって、たどり着いたブランド論。」偉そうに始めました。

そもそも企業の担当者として33年もブランド実務をやっている人が珍しいと思いますが、そんな長くやってるくせに、恥ずかしながら5年前にやっとブランドづくりの本当のやり方がわかり始めた気がしています。

まわりのブランドに関係する人たち見ると、かつて自分がやらかしていた「ブランドとは差別化である」とか「ブランドとは約束である」という間違った理解している人がほとんどです。

私も28年間そう信じていました。だってほとんどのブランドに関する情報は「ブランドは差別化」「ブランドは約束」を言ってますから仕方ない。

100冊以上のたくさんのブランド本を読み、様々なブランド戦略を論じるセミナーに参加してきて、そこで得た知識やノウハウのほとんどが、実際のブランドづくりではなかなか周囲から理解されず、方法論を展開しようにも、うまく進みませんでした。

正しいことをやっているはずなのに、なぜなのか…?自分の能力が足りないからなのか、自分の会社が特別なのだろうかとずっと悩み続けてきました。でも、他社のブランド担当者に話を聞くと、みんなが私と同じことで悩んでいる。

ブランド論には翻訳が必要なのに、翻訳しないでそのまま信じていたんです。

それが早くわかっていればと、後悔しても悔やみきれず、今ブランドで困っている方や、これからブランドに関わる方々から、私がかつて抱えていた悩みがなくなり、私のような無駄な回り道をせずにすむことの少しでも役にたてばという前向きな気持ちと、このまま28年の暗黒時代を無駄にしたくないとの恨みの気持ちを込めて翻訳します。

実はこの失敗は、ブランド固有のことではなく、実務者が陥りがちな典型的な間違いでした。志は高くして、どのような分野の実務者であっても、ちょっとは役に立つものを目指してスタートです。


特にブランドに関わる方ぜひ読んでいただいてご意見いただければうれしいです♪





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