道端で三脚上のカメラを覗き込んでいる人は何をやっているのか

 こんにちは。今回は日常の疑問にお答えします。

 道端で三脚を立てて、その上のカメラのようなものを覗き込んでいる人、ときどき見かけませんか。
大体二人一組で、もう一人は少し離れた場所に立っていますよね。

 実はこれ、カメラじゃないんですよ。ピースしても写りません。
測量の機械なんです。
望遠機能のある機械を覗き込み、もう一人が持つ棒の目盛を読んでいるのです。
そうすることで、道路や敷地の高さを測っているのです。
それなので、間には入らないように、機械にも触らないようにしてくださいね。

 平坦に見える場所でも、少しは坂になっていたり、でこぼこがあったりします。
高低差がないと、水が流れませんね。雨が降った後、そこにずっと溜まっているのは問題ですよね。
少しの高低差が重要になるのです。
道路も、駐車場も、地下の配管も、それを計算して作られています。
測量はその計算のために重要なものなので、遠くから静かに見守ってあげてくださいね。

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