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リバース✴︎再誕生

「出産とともに、母自身が生まれ変わる物語」

3人目の子のお産で、肉体をもちながら、生まれ変わるプロセスを、体験した。それから、わたしの人生の歩みは、リバース✴︎再誕生を繰り返し続けている。

再誕生し続ける人生とは なにを意味するのか?

過去は経験となり味わいとなり、失敗は学びとなり味わいとなる。

本質的には、失敗という概念すらなくなっていく。

誰かがわたしのやりたいことを邪魔すると信じていたあの頃。それは幻想に過ぎなかったことを体験するようになる。

思い通りにいかないことや計画通りにいかないことは現実的にある。もしそれを失敗とするなら、その出来事を通じて、無意識に捉われ苦しんできた”ルール”にきづく機会となる。気づくことが簡単になり、ルールから自由になる。 誰かからみた失敗談すらも、、真実はありがたいギフト体験なのだ。

自分はこんなタイプだから。わたしができるのはこんな程度。など、過去に成し遂げられた事柄にしがみついて、失敗を恐れることもなくなった。

どうせわたしがすることは誰にも認めてもらえない。

ただただ、それまでの私の人生は、自分を限定していたという体験だった。制限していただけだった。無自覚に・・・。

そんな状況をうみだしていた根底にあったのは、、”繋がり”を感じることができない孤独感・分離感。

母に愛を求めて泣き、どこまでも満たされることなく愛を求めるこどもの姿そのものだった。

愛に欠如している真のわたしの状態を知ることがこわい。

本当の姿を感じることがこわい。

何がこわいのか、わからないくらい・・・頭で想定できない未知なるものがこわい・・・。

頭で理解できなければ、うまくいかないと思っていた。

人類全体が抱えている恐れから逃げている状態・・それによりあらわになる搾取や競争。 それはわたしの人生そのものでもあった。

自分には力がない・・あったとしてもほんのちょっとあるくらい・・と信じていた頃、”謙虚”ということばをつかって、すべてを諦めることができた。

孤独感・分離感

生まれたその瞬間から、自分を愛してくれる人を求め続けてきた。

成功には、決まった道があると信じ、誰かの指し示すように行動した。

そして、すべての夢は敗れた。

傷つき、怒りや嫉妬、自己嫌悪に苛まれた。

自分に足りないものばかりが目にみえるようだった。

うまくいかなかったことの中に、人がもつ強欲さへの抵抗感があった。

そんな人にだけはなりたくない!と思った。強欲な人だ!と感じたその人に”強欲な人”というレッテルをはり、遠ざけることで根深くある孤独感に蓋をしているなど、気づくことはない。

人生のパターンとして繰り返していたこのような感覚は・・・母に受胎してから生まれて6時間の間に体感したことがベースとなっている。

そう聞いて あなたは どう思うでしょうか?

誕生へのプロセスを再体験するワークを受け、根深く蓋をしていた領域の扉が開いた。さまざまなハプニングが自動的なやってきた。それらの状況を通じて、繰り返していた苦しいパターンから解放されていった。

再誕生のプロセスをじっくりと体験することになったのは、3人目の子の受胎・妊娠・出産を通じて自然とおこっていった。

お手上げ

お手上げ・・・!!! その地点にたどり着いたことは ギフトだ。

どこかに正解があるとおもって、一生懸命 憧れの人になろうとした。

でも、そこには 充足感も喜びも幸せもなかった。

行動し頑張ればある一定の結果は得られる。

結果を得たとしても、私の内側は欠乏感でいっぱいだった。

受胎から産後6時間のあいだ、自分を育んでくれる”母”と心身魂一体の時を過ごしている。

わたしを妊娠中の母がどんな気持ちでいたのか。

母をとりまく環境・家族が母とどんな関わりをしていたのか。出産にたいし、母が感じいるストレス・我慢・痛み、はたまた喜び充足感はすべて・・ 母の中にいた赤ちゃん自身の体験となる。

そして、その後のその子の人生に繰り返し現れるパターンの原型になるということについて、、あなたは、どう思いますか?

苦しい妊娠期や出産があったとして、それが原因でこどもの人生を不幸にしてしまったと思う方もいるかもしれない。

けれども、そこにある真実は、学びのプロセスが働いているということ。

いいもわるいもない。この世界はとても優しいのです。それが真実です。

悪者がいると信じている人の世界には、外側や誰かが原因で不幸になるというシナリオがしっくりくるだろう。

けれども振り返ってみてほしい。

そのように結論づけて、人生を歩み、何を学ぶことができたでしょう?

ここでいう”学び”とは、私たち自身を豊かにしてくれる方向性だ。

傷をなだめ、諦めて他へ向かう方向性とは全く異なるベクトルが働く。

すべてを 許せる 世界へ・・・ 自然に運ばれていくのだ。

諦めという感覚も、微塵もない。

わたしたちは 深く深く繋がりあっていると、体感する。

感謝は 自然に うまれてくる。

人生の青写真

受胎から産後6時間のあいだの体験で、ネガティブなプログラムが発動する元となっている体験を再体験するワークがある。それが”再誕生リバース”だ。

わたしが、そのプロセスを受け取ったのは、2015年のことだった。

インドのテンプルにいた。

おっぱい離れしていない2歳と小学校にあがりたての6歳のこどもたちを相方に預け、1ヶ月のインド瞑想の旅にでたのだ。

その当時、わたしは日中夜、不整脈に悩まされていた。

死を覚悟した。こどもたちの寝顔をみて思った。

まだ死ぬ時期じゃない。でも、わたしが真に生きるには、インドに行く必要がある・・・・。

この声は、ハートからのものだった。

お金もない!こどももちいさくておっぱいを離れてない!相方に負担がかかりすぎる・・・!小さな子を置いて、1ヶ月も家を留守にするなんて・・・誰が許してくれるだろう! 

ハートの声を実現するために、頭で実現へのルートを考え出すと、こんな非難するような考えばかりが浮かぶ。

インドに行くまでのプロセスは一筋縄ではなかった。

けれどもそのひとつひとつの 周りの人からうける 抵抗や反抗的な反応は私の中にあるものの表れだった。

そしていままではそれをなんとかしないと、ハートの声(最も望んでいること)を実現することはできないと信じていたことを自覚することになった。

いままで何かが実現しないときに 他や状況に責任転嫁する思いが生まれ続けていたのは、そこに原点があったのだ。

紛れもなく私自身の内側にある世界・・罪悪感・孤独感から逃れることによりコントロールされた世界ををそこで体験した。

インドへ旅立つまでの道のりは、痛みと喜びすべてを抱きしめるプロセスだった。

そして、最後には、家族と友人の笑顔に見送られ、インドに旅立った。

罪悪感・孤独感を超えて、ハートの声に従うことがもつギフトを知った瞬間だった。

ビジョンを得た時には不可能だと頭が考えていた お金の問題も まわりからの反対も すべてクリアされ 祝福されながら わたしは旅立っていたのだ。

世界は優しい。それを 知ることができ 体験することができ わたしはわたしである喜びを感じるようになっていった。

インドでの1ヶ月に及ぶプログラムは、節目節目に、再誕生のワークが入っていた。受胎から産後6時間に体験した記憶や感覚は、この身体が受け止めていた。DNAという遺伝的な繋がりさえ感じた。繰り返し繰り返し代々、苦しんできたパターンは、幾度も繰り返すように情景としてたちあらわれ、涙や汗を伴いながら 体中を震わすくらいに 深く体感され、そして、生まれ変わっていった。

再誕生のワークがもつ人生に与える影響を、わたしは日本に帰ってから、実感を深めていくことになったのだ。


可能性は 最大の自分と 苦しみの自分 すべてを含む

わたしたちの”意識”の方向性が、可能性をどのように開いていくかに影響していく。それも、無自覚に、無意識に。

インドのテンプルで過ごす最終日。

わたしから突如わいてきた祈りとビジョン。

それは、”わたしが今暮らす地域にたくさんの新しい魂・進化した魂が赤ちゃんとなり、赤ちゃんを望むお母さんに宿りうまれてきてほしい”というものでした。

進化した魂の影響で、お母さんをはじめとする この地域に住まう人々の幸福感が向上し、つながり合う優しく力強い地域社会が構築されていくビジョンが描かれた。

このビジョンは、前々からあたためていたこともなく・・・・ 後にも先にも このとき この瞬間 ふっと湧いたように 描かれたのだった。

頭は考えた。なんだ?こんな祈りしている・・・。

わたしは 自分の体の不調や経済的な問題について祈りたかったはずなのに・・・。という考えがやってきていた。

それと同時に、このビジョンが可能になった世界の中で、わたしはとても健康で 幸せで 自分自身を愛し隣人や社会を愛し生きている姿が重なって見えてきた。   

なんという美しい世界だろう・・・とおもった。

こんな こんな 感じで繋がりを体験することができるようになるのだ。

それなら それなら わたしも!この進化した魂を宿したい!!!!

ひとりください!!! 

・・・と。はたまた、想定外のイメージが湧いたのだ。

3人目の受胎を祈った瞬間だった。

そしてこの祈りの日から十月十日で、3人目の子が誕生するのです。

最大のビジョンとともに生きる

インドから帰り、妊娠に気づくまでひと月も必要としなかった。

3人目の懐妊は、1年前に予知していた。

日本で、再誕生のプロセスをうけとった帰り道、高速道路のトンネルを走行中にパニック発作を発症。その後、相方の運転で一般道を走るも、そこでもトンネル内で正面衝突事故に目の前で出くわす。そのとき体中で感じた体感が、わたしが母から生まれるときに体感していた感覚そのものであることを・・・。トンネルは産道であることを突如として理解した。

そしてその時差し込んできた太陽の光が教えてくれた。

新しい3人目の魂が、わたしのこの再誕生のプロセスを待ちわびサポートしていること。そして、このトラウマから解放された時、その魂は私に宿ることを伝えてきたのだ。

あれから1年。

3人目の受胎を受けて、わたしの人生の最大のチャレンジがやってきた。

どうしても・・”家族だけで出産するプライベート出産”のイメージしか浮かばないのだ。

そのイメージを頭で考え出すと不安でしかたなかった。死にたくない。と思った。助産師さんの助けを得られた方が楽だと考えた。

けれども、それは私自身のトラウマの解消と、死への恐れからの解放に必要なプロセスだった。

あらゆる痛みを超えていくプロセスがそこには用意されていた。

病院への不信感。権威を持つ人への恐れ。

頭で想定できない未知なるものへの恐れ。

そしてその恐れをなんとかしなければ・・・そうならないように!!としてきた根底にあったのは・・・。

いのちの営みへの信頼がないということ。だった。

すべてを数値化して安心したがった。誰かと何かと比べて安心したがった。

それは、内側にながれる こんこんと ながれる 生命の流れ・・・働きへの信頼のなさだった。

そして 思い出したのだ。

一人目の子のお産の時に感じたこと。陣痛がはじまってから、お産をする病院まで移動する間に感じていた違和感や不快感。

お産の後に、赤ちゃんが計測され 遠くに離れている間、胎盤の摘出のために、産後早々に処置台の上で、人為的に胎盤を摘出した時の感覚。

2人目のお産の時、自宅出産を叶え、とても信頼できる助産師さんのサポートのもと、お産を経過していたが、ある瞬間に、体位をかえるように提案を受けた瞬間に、なにか大切なものを失ってしまった感覚がしたこと。

胎盤も、自然にではなく、人為的に摘出したことで、女としての自信を失ってしまった感覚があったこと。かすかにだが確実に奥の方にあったその感覚をおもいだした。

わたしは、女の本能だけで産むという・・・本来の原始的な 感覚で お産を迎えたいと思っているのだと気付いた。

そして それは、私自身の出産時のトラウマを解消した再誕生後の今だから可能なこととして、そのプロセスが準備されたのだと自覚しはじめた。

この感覚に、『そうだよ! そのとおりだよ!』といってくれるひとなど、まわりには誰一人いないところからはじまった。

でも、進んだ。

その感覚に委ね。

そして不安があることも抱きしめて、病院に行き、お医者さんに相談した。

最終的に お医者さんから”あなたなら大丈夫だと思います 祈っています”

といっていただいた。そのとき、わたしは、若いころから通っていた不整脈治療においての医師の対応から傷ついてきた体験の癒しのプロセスだったことを理解した。

母が心配していた。そんな母に、”大丈夫だよ”って。向き合って話した。

心配してくる人たちにたいして、”大丈夫だよ”って。伝える。

そのプロセス自体が、わたしが わたしの うちなるビジョンとともに生きることへの ”おまじない”の言葉だったのだろう。

いままで したことがない 方向性だったから。最後まで怖かった。

後にも先にも これほどに ”恐れ”という 莫大な エネルギーと向き合った体験はない。

進み続けるしかなかった。

光の道には確固たる道しるべがある。

とても暗く感じることもあるが一筋の光がそこには通っている。

それは 自分にしかわからない。が すべての人がそれぞれにその道を辿る時には、同じようなプロセスを経ることになることを、最近は天才性✴︎アウェイクニングワークの受講のみなさんの変化を共にしながら実感を深めている、

進み続けて 体験した 3人目の子のお産は、想像を超えていた。

 神秘的で 神聖で 気持ちよく ここちよく 安心感に包まれた お産だった。

わたしは、わたしを守護する あらゆる 存在と 交信した。

わが家が ”光の柱”を招き入れる 聖なる家になる プロセスにもなってた。

素晴らしい体験だった。

4人目を懐妊中の今のわたし。

迷いなく・・・恐れは かすかに 自覚しながらも プライベート出産へのうきうきが勝る。 これも、この時の体験あってこそのことだ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

わたしたちひとりひとりの人生が幸せにみちたものになっていくプロセスを共に歩んでいきましょう そして これから続く未来の世代とともに、幸せにみちた社会を ハッピーワールドをうみだしていきましょう!! 

love you

感謝

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