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陰徳を積む


最近、起業塾のやり方に沿ってアメブロのスピビジネス向けの記事を書くのに疲れたのでMJrさんの記事をシェアがてら感想を綴っていきたいと思います(笑)


単純に燃え尽き症候群的な部分もあるとは思うんですが、私にはどうしても表面上の成果を上げるための行動を取り続けるというのがしんどくなってしまうんですよね。

まぁ、提供するサービス内容も決して悪いものではないし、1年前に私が有料記事にした内容とも被る部分があるので本質的に伝えたいことは変わっていません。

衣食住を整え充し、そこから自分自身を見つめ直して本当にやりたいことを探したり、その自分に見た目から変わっていくことや新しい何かに挑戦するサポートをするというものなので求めてる人もいるかもしれません。

今回の場合、商品を提供するための努力がしんどいんじゃなくて、どうしてそれを一生懸命やっていたかという根本の部分に対しての疑問が湧いてきたから。

単純な疲れもあるけど、本当にこれでいいのか…?という自分への問いですね。


マドモアゼル愛先生の動画でも色々と仰っていましたが、今よりもよくならなくちゃいけないと思い込まされている、よくなろうとしてはいけない、自分は特別な存在だと思い過ぎてはいけないという話。

最近よくTwitterで、一生懸命可愛くなる努力をしてお化粧が上手くいった!と喜んで外に出たら自分よりも努力をしてなさそうなのに可愛い子がいて落ち込んだとか羨ましい、恨めしいみたいなことを言っている人をちょくちょく見かけるんですよ!!!

病気だよそれ!!!

と言いたくなりますが(笑)

実際は嫉妬されてる側の人にも悩みはあるし、むしろ勝手に嫉妬しているみたいだけどあなたも十分可愛いじゃない?とか十分男子にモテているしそんなに悩む?って思われていたりしますww

自分に十分にいいところがあるのにそれには目もくれず、隣の芝は青いと勝手に落ち込んだり嫉妬をする。

人が持っている物は全て欲しい!私にはまだまだ足りない!

他の人よりも上に立ちたい!!特別になりたい!!

ブランド物が売れるのも結局は高級な物を身につける自分になった!という証明や特別な存在感が欲しいからなのでしょう。

芸能人のように明らかにお金や手間をかけて作られたものをさもこれが素晴らしいものだと思い込ませるようなメディアの演出にまんまとハマり、整形依存や過度なダイエットをしたり、自分はまだまだそれに近づけないからダメなんだ…太っていることは悪だ、ブサイクに人権は無いんだみたいな極端な自己否定で病む女性が続出しています。

Twitterでは彼女たちは自虐のつもりでまじつら。。。😢とか言ってるんでしょうけど、多くの女性がそういった病に陥る社会ってどうなんだと言いたくなります。

私も女性なので、昔よりかなり太ってしまったから痩せないと…とかよく思うけどそんなに基準通りの小さい服を着れなくちゃいけないのかなとか、服を脱いで鏡の前に立つと全然健康的でいいスタイルじゃないかと思ったりするし、所変われば品変わるで周りの男性たちからも可愛いねと言ってもらえることも多いです。

服や下着は体型に合うものや似合うものを買ったり、オーダーメイドすればいい話。

だから本当は何一つ困ってなんかいなかったんですね。


私も一度は都会に出た身だし、元々音楽が得意だったからもっと音楽で仕事が欲しいなとか人に認められたいなという気持ちはありました。

だからまた東京でボイトレ受けたいなとか、一人暮らしするためにお金もっと稼ぎたいなとか…練習するためにもっと時間に余裕作らなきゃ、仕事がなくなっても家でPCでお金を稼げる仕組みを構築しなきゃ!とないないベースで次々と勉強しなくちゃ!!やらなくちゃ!!と自分を追い込んでいました。

なんというかまさに、ヒエラルキーや自分は特別な存在だから今の状態は似つかわしくないとか、自分はまだ足りない!のないない病に陥っていたと思います。

勿論、家にいても稼げるようになることや投資や経済について学ぶことは良いことでしょう。

歌がもっと上手になったり、お仕事として歌を歌いたくさんの人に届けることも良いことです。

でもその根源の意識がなんであったか、というのが本当はとても重要だということに改めて気付かされました。


絵本を買おうとして調べていたらアニメーションを見つけました。


エルゼアールは決して、褒められたり人々に認められるためにやったわけではありません。

不毛の地を緑豊かな素晴らしいエデンにするために何十年も、ただひたすらに木を植え続けただけでした。

お金を稼いで贅沢をしたり、人が羨む存在になったり、尊敬されたくてやったわけではありません。

彼の偉業を知っている人はほとんどいなくて、そんな真実はつゆ知らずで利権を主張したり、恩恵にあやかる人が大半です。

それでも彼にとっては、その地が潤い人々が集まって過ごしてくれるだけで嬉しかったのでしょう。

まさに陰徳です。

彼のような存在はこうして私たちの心にも潤いをもたらし、またもう一人、もう一人と次のエルゼアールを増やすことになります。

それは毎日ご飯を作るお母さんであったり、コンビニの店員さんや場末のスナックのホステスさんかもしれません。

ホテルやビルの清掃員さんやウェイトレスさん、エステティシャンやメイクさん、レストランで働くワインのソムリエかもしれません。

いくらお金を稼いでも、誰かがやってくれないと贅沢で快適な体験はできません。

全員がお金持ちになっても、誰かがやってくれないとお金なんて意味がなくなります。

だから本当に素晴らしくて尊いのはそういった地味で淡々とした仕事をやってくれる人たちなんですよね。


この世は地獄なんて言うけど、本当に修行の場なのでしょうね。

私も今は文句を言いつつもなんだかんだ楽しく夜のお店でお仕事をしています。

この状況を抜け出したい!と必死こいてもがいたり力技で解決しようとしたら全て足止めを食らいました(笑)

まだ、ここでのお役目が終わっていないということでしょう。

だから今はとりあえず淡々とお客様を楽しませたり、一緒に歌を歌ったり、お話を聞いて気持ちをスッキリしてまた明日からの仕事を頑張ってもらったり、お年寄りの話し相手になることで世界平和に貢献していると思うことにしますww

歌の価値だって、上手か下手かよりもCDが何枚売れたとかメディアに出たとかそういうものさしで測る人が多いですからね。

そうなっていないからって自分の歌がダメなわけなんかじゃないし、目の前にいる人が喜んでくれたり自分が歌っていて楽しいならもうこれ以上は無いじゃないか、というわけなんですね。

プロ並みに上手い人が一緒にデュエットを歌ってくれて自分の歌のタイミングに綺麗に合わせてくれる〜なんていうサービスは普通だったらそうないですよ(笑)


芸術って特に誰が評価するかとか名前がついているかで値段が変わるでしょう?

誰かが良いっていうから良い物だって思うだけなんですよね。

ブランド品なんて、中には本当に良いものもあるでしょうけど同じクオリティの物ならいくらでも他にたくさんあるんですよ。

誰かが羨んでくれるようなアイテムだから倍以上の値段をつけても売れるわけ。

誰かが評価していたり、誰かが持っているというそういった付加価値に値段がついているだけでそれ自体にはそんな価値はないんですよね。

みんな、自分がどう見られるかや人がどう見ているかが気になっているからそうしているというだけ。

だからSNSやメディアの見過ぎは危ないよ〜って話😂


思いつくままに書いてたら3000文字超えた!

相変わらず長文書く女…w

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