自転車で東京から渥美半島まで330㌔走ってみた④
【前回までのあらすじ】
東京を出発しました。箱根を目指したつもりが山梨方面へ…コンビニで野宿しようとしたが失敗。そして雨が…
冷たい雨に打たれながら夜中の山の中を疾走して古ぼけたバス停で仮眠をしたのち朝を迎えて、いざ下り坂!下った先は海(´・ω・)最高の景色に疲れが吹っ飛び、そして西へと進む。その後、身体に異変が!鼻血&眠気のため、睡眠をとる場所を目指す。
34時間くらい自転車を漕ぎ続けついに鼻血&眠気が襲い掛かる…
と書くと凄く大変そうに思われますが、私はコンビニで片方の鼻にティッシュをツッコミ温かいお茶を片手に温かいオニギリをほおばっている(´・ω・)
スマホで地図を確認…寝床(アプレシオン藤枝店)まであと3時間、そして山を一つ越える。
正直つらい(´・ω・)
とは思っても、行くしかないので、いざ出発。
まぁ予想通りひたすら坂道です。
もうその辺の草むらで寝てしまおうかと思うくらい眠い。
たぶん自転車を押しながら歩いたら寝る。
それくらい眠いので、寝てはダメだと必死に漕ぐわけです。
漕ぐ漕ぐ漕ぐ…ひたすら暗い山道を漕ぎ続けて、気が付けば山頂です。ここまで150㌔くらい走破してきたので、身体の使い方が上手くなったようで、坂道も楽に登れるようになりました。ちょっと寂しい(笑)
山頂からは下り坂ですが…とにかく暗い。人の気配が全くない。車も通らない。
あああ…なんか大きいネコがいる。
暗闇のなか突如あらわれた猫。
こわい(笑)
ああああああ…なんか死神がいる(´・ω・)
可愛い(´・ω・)
そんなこんなで、目的にのアプレシオン藤枝店に到着。夜の10時です。
いつの間にか眠気と鼻血はなくなりました。でも右手は血だらけです(鼻血)
そして入店。
真っ黒で、ひげがボーボーで、髪がボサボサで、首にタオルをまき、右手に血がついている半袖半ズボンの男が入店。そして受付で手続きをすます。
どっからどう見ても怪しさ満点の私に爽やかな笑顔で接客してくれた天使(スタッフ)の方。ありがとうございます。血の付いた右手を2-3度見していたけど、爽やかな笑顔で接客してくれてありがとうございます。
そして満喫のソファーに座り、なにか飲み物でも…と思ってから記憶がない(´・ω・)
そして朝になりました(笑)
朝8時までノンストップで寝て、満喫を全く満喫せずに、いざ出発。
体力は6割くらい回復!でも気持ちがイイヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
この辺↑
悠々と自転車を漕いでいると、綺麗な橋に到着です。
舗装された一本道の黄色の橋…気持ちがいいな~と思いながら自転車を漕いでます。
そのまま突き進み、家々を潜り抜け、少し立ち止まって地図を確認したらまたも山越えの予感が…
でも今回の山はなんか違うぞ…まぁいいか。と思いそのまま進み続ける。
そして…
急坂!!!!!!!!
今までの旅で一番…いや人生で一番の急な坂道かもしれない。ギアを一番軽くして立ちこぎをしないと進めない(´艸`*)ワクワクする。
のもつかの間、めっちゃキツイ!!!!!!
足が悲鳴を上げている!!!!!!!
ので
自転車を降りました(´・ω・)
押して進むのも辛い(´・ω・)
坂の途中の家で可愛い街を発見しました↓
小さな町っぽい作り物好きなんです。癒されました。
そこからさらに坂を上る事15分(超急なため自転車を降りて)
石畳あらわる(「・ω・)「ガオー
無理、絶対無理、パンクする…(´・ω・)
ココをチャリでのぼるの?こんな長い坂道をのぼってきたのに?さらにのぼるの?殺すきかな?絶対無理。そう思って石畳の坂を前にしてたじろぐ私。
そして極めつけが…
石畳の坂の入り口にへたり込んでいる自転車の若者がいます。
ぴ「どうしたんですか」
若「この石畳の坂を下っていたら転んで…」
ぴ「あ…あし…動きますか?」
若「何とか…この坂は危険です。気を付けてください」
ホ――――ラね(´・ω・)
この道を選択したグーグルマップさん、あなたは地図上でしかみてないでしょ。ここ石畳だよ?知ってる?チャリが走っちゃダメなんだよ?
と心でGoogleに文句をいいながら、方向転換。
絶対違う道がある!!!!!
地図を血眼になって見て発見!!!!!!
橋があるじゃーんヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
そっちのが楽じゃーんヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
へいへいへいへいー~‹‹\(´ω` ๑ )/››‹‹\( ๑´)/›› ‹‹\( ๑´ω`)/››~♪
今まで苦労して昇ってきた坂道を一気にくだり、なぜか「ざまあみろ」という気持ちになりながら少し遠回りですが、橋で掛川方面に向かう道を選びました。そして悠々と自転車を漕いでいると、綺麗な橋に到着です
☆(ゝω・)vキャピ
舗装された一本道の黄色の橋…気持ちがいいな~と思いながら自転車を漕いでます。
先ほどの橋にそっくりです。同じ市内だからかな?施工した業者が同じだからかな?そうかそうか。
そして橋の向こう側に到着しました。そのまま掛川に向かって自転車で走ります。そこで目に飛び込んできた看板に…
藤枝市(´・ω・)
あれあれ?掛川って掛川と書くのではなく藤枝って書くのかな?
ふっしぎー(੭ ᐕ)) ?
冷静になれ、考えろ。
まてまてまて、そんなはず…
地図を見るのが怖い。怖い。怖い。怖い。
地図を見るのが怖い(´・ω・)
恐る恐る地図を確認します。
藤枝市に戻ってまいりました( ゚Д゚)
マジでか。午前中ずっと藤枝市から抜けられない。キツイ。楽をしようとしたから罰があたった気がしました(´・ω・)
気持ちを取り戻せ、とにかく進め。
自転車の向きをくるっと反対にして心を「無」にして出発。
綺麗だった橋…もうどうでもいい(笑)
辛く長い坂道…2回目(´・ω・)
Google様ごめんなさい。
そして石畳に坂に到着。これは運命であるという認識(´・ω・)四の五の言わずにのぼることを決意。そして出発↓
石畳の坂を押しでで登る…
— ぴーてん 自然が好きな鍼灸師で漢方家 (@pten_panda) October 2, 2020
腕がもげそう🤣w pic.twitter.com/QZ87Jly7Bs
坂もつらい、石畳の振動で腕がもげそう。でもそれよりも辛いのは
蚊の量がハンパない(ちょうど草刈りをした後だったようです)
口に蚊が入ってくる…
果たしてこの坂を無事に超えられるか…乞うご期待(´・ω・)
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