はてな年収1000万の記事を見て

年収1000万のリアルを教えよう

本記事の内容は「年収1000万円でも豪邸には住めないし、割合的には上位であっても、『普通の生活』に毛が生えた程度の生活である。」という程度の内容だ。

これに対して、「ほとんど変わらないなら年収350万円で生活すれば？」的なコメントがあり、何故か場外乱闘的に盛り上がっている。

年収350万くんも投稿を理解していないわけではないだろう。ただ、単にムカついたのだろう。

本当にくだらない啀み合いなのだが、不毛だと双方理解していても、イラッとした態度を隠せない。

昔からよくある話だ。

気になるのが、最近、こういうのが政治まで影響してきていると思う。新型コロナの不安感とSNSの発達で、変なことにならないか少し心配だ。

なんて書いている間に、アメリカの暴動がどんどん拡大しているようだ。

日本でも、（自国民向け国債発行での）日本政府の財政赤字は、実は問題なく、経済がダメージを受けている今こそ、反緊縮を！社会保障を！という論をネット上でよく見かけるようになった。

あまり政治だのマクロ経済だのに詳しくないが、この論は正しいと思う。反論が全て論破されているからだ。しかも論破に対する次の反論が、僕のネットを見た限りない。また、政府寄りの発言が目立つ経済学者でさえもコロナ前から反緊縮を唱えている人が複数発見できた。

ただし、この論に乗っかり、弱者を誘導して利益をせしめようとする人間が現れるのではないか。別に正しい事を言っている範疇で多少ガメるぐらいなら構わないが、それすら逸脱して、平気で公約を反故にしたり、嘘をつく人間が現れるのではないか。と強く思う。

知識がないので、せめて自分なりに注意深く世の中を見ておきたい。

とりあえず、「財政赤字は問題だが、今は金を配ろう」みたいなことを言ってる奴は注意しておいた方がよさそうだ。