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リーシェナ赤ちゃん成長日記2日目 復帰からの引退

こんにちは。今回は引退したかに思われたリーシェナについてまさかの2日目になります。前回はこちらから。

前回のまとめは、ギルネリーゼ上手い人にはなかなか有効に働いてくれないね~っていうのと、ロイヤルに勝たなくね?というところで終了しました。実際最近のCS結果は連日ロイヤルが優勝優勝の連続で、本当にこのデッキがロイヤルに勝たないのであれば引退です。

ということで、ロイヤルの簡単な負け筋であるレオニダスのメタとしてエクスキューションを採用してみました。これが思いの外うまく刺さり、ロイ相手の勝率は非常に改善しました。マーリンのお陰でデッキに1枚採用でも耐えますし、レオの着地ターンはレオしか面がいないはずなので、エクス+アーティファクト設置も狙えるのでいい感じです。またミラーの時間切れを防ぐために相手の白を破壊する役割もあります。ということで今回試したレシピとロイ対面のプレイ方針について。

先2でタキオンをぽん起きする
古来よりロイヤルはタキオンに弱いとされており、先2で置いたタキオンは一生面に残りがちです。魔弾を構えても結局フロフェンのために魔弾を温存しなければいけない場面もあるので、先2ではタキオンを置いておきましょう。もちろん邪剣で取られるパターンもありますが、邪剣で取られる分には対面の生き物が出てきていないので全く問題ないです。

生き物はしっかり顔を殴る
周りや自分のリーシェナのプレイを見ていて一番難しそう、できていなさそうだと思ったのがここです。これはつまり、相手のライフを削るのは大事だよということです。この理由として、ロイヤルは後半レオニダスやオクトリス等のバリューの高い生き物が増えますし、墓地が10溜まってしまうと5点疾走が通らないように出来るだけクイックを構え続けなければいけない状況も訪れます。デッキの殆どが軽量除去に寄っているため、結果的にハンドはどんどん相手の1枚のカードに対して2枚、3枚の消費を要求されていくようになり、まともに長期戦をしているととてもじゃないですがこちらが息切れしてしまいます。以上のことから、リーシェナはロイ対面に限らず極端なアグロデッキを除いて、できるだけ速やかにゲームを決める必要があります。幸いリーシェナ側の生き物は対面にバカにされて放置されがちなので、できるだけ生き物は相手のライフを削れるように動いていくのが良いです。

アーティファクトは白よりも黒を優先
これも上の項目と言っていることは一緒なのですが、相手のライフを削る速度が重要なデッキなので除去+アーティファクト設置ができる場合はできるだけ黒が設置できるルートを目指します。もちろん白も黒も設置が早いに越したことはないのですが、ゲームに影響が大きいのは圧倒的に黒なので黒を置ける速度が重要なことは意識したほうがいいです。

レオターンの前には生き物を置く
これは上の指針に比べると相手の面とハンドの状況によっては難しいので比較的優先度は低めですが意識したいポイントです。というのも、リーシェナはデカいフォロワーを処理するのが難しいデッキのため6/7の縦置きレオが着地してしまうとレオ処理+エクスキューションをするのが非常に難しくなります。一度MAXレオが着地してしまうと、今後もそのレオを処理しつつ意思を割ることはほぼ不可能になってしまうため、基本的にはレオの顔6点を毎ターン受けつつ先にこちらが倒し切るプランとなりがちです。このパターンのゲーム進行を防ぐためにも、レオターンの前にはマーリンなりタキオンなりを絡めた面処理を行い、相手のレオにダメージを入れて生き物を置ける準備をします。マーリンでエクスサーチ+雷撃等で相手の面を処理しつつ縦マーリンを残せるのが理想です。

以上、リーシェナロイ対面でのプレイ改善点でした。これを守れるとロイ対面の勝率がぐっと改善できると思います。先日のエボル部トリオCSでいなしさんがウルズ入りで結果を残しているのもあり、ウルズが入れば更に改善できそうです。ただし、それでもフロフェンが重かったり、エクスに触れなかったりというパターンはありますので、どこまで行っても微不利くらいには落ち着くのかなといった印象です。


で、ここからが本題です。ロイ対面の勝率が改善して引退からの復帰が見えていましたが、先日のCSにて皆さんどこかで見たことがあるMOMO♪選手が新しいアーキタイプを引っ提げて堂々の優勝をしていました。

ハンデスもりもりコントロールナイトメアです。こりゃ試さなきゃいけないぞということでリーシェナ側視点、コントロールナイトメア視点のどちらからもプレイしてみました。そして悲しい現実、リーシェナはコンナイに全く勝ちませんでした。

まずリーシェナの前提として、リーシェナが置けない試合はリーシェナからリーシェナが抜かれて何もないデッキになります。この前提があるので対面は面を強くしてリーシェナを置けなくさせたり、リーシェナ側もそれに対応するために序盤の除去札を厚く取っているのですがコンナイはこの問題を処刑人1枚で解決します。先行だろうが後攻だろうが確実にリーシェナ着地前に処刑人が着地してしまうため、最速リーシェナを置くためには初手でリーシェナ2枚を引く必要があります。コンナイ側は処刑人1枚でいいのに、リーシェナの要求値は2枚です。もう辛い。

次、ハンデスが重すぎます。リーシェナというかウィッチの特性なのですが、ハンドを維持できるカードがマーリンしか存在しないためルルナイやオリヴィエ等の生き物付きのハンデスはほぼ確実に1対2以上の交換を要求されてしまい、爆速でハンドが消費されていきます。特にルルナイはこちらのクイック構えやマーリン進化にアホほど刺さるのでもう終わりです。

次、リリエルが重すぎます。何度も書いてますがリーシェナは遅延デッキではなく相手をしっかり倒し切るデッキなのですが、運良くリーシェナを置けて黒が設置できてもなお、リリエルの存在にその努力を破壊されます。黒のダメージは自分のメインフェイズ開始時なのでダメージを通すには相手のエンドにクイックでリリエルを処理する必要があるのですが、ケツ5がデカすぎて取れる訳ありません。さらにリリエル3、死の祝福3採用なので基本的に後半は毎ターンリリエルorイスラが着地し続けるのでもうダメです。

以上のことから、リーシェナ側の勝ち筋は「黒を最速設置できる」「バーンダメージカードをいっぱい引ける」「相手がリリエルを連打できない」というそんな事あるか?というパターンを抜けた先にあり、まあ3-7、良くても4-6以上にはならないんじゃないかという感想です。コンナイがどれだけ増えるかはわかりませんが、使用者がどこかで見たことあるMOMO♪さんなので一定数はいると予想。ということで、復帰仕掛けたリーシェナですが無事また引退できました。南無。


以上、リーシェナ復帰してまた引退した日記でした。本当に復帰できる日は訪れるのか、リーシェナの明日はどこだ。Twitterもやっていますのでよろしくお願いします。では。


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