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MTG edh100枚解説 《船壊し、ダーゴ》 & 《三度の再誕、ジェスカ》 (unfinity対応)

今回解説するのは令和のEDHの闇として悪名高い共闘ジェネラル《船壊し、ダーゴ》《三度の再誕、ジェスカ》です。

統率者レベルとしては7クラスに当たると一瞬で沈め、9クラスに妨害キープされるとどうしようもなくなることも多く、8~8+程度なのではないかと思っています。…が、ネット上にこれといって明確なリストが存在しないため、他にこれを使っている方のご意見も伺いたいです。

とにかく早く、また除去性能も高いので、友達と統率者をやっていて、「みんな押し付けコンボキープしやがって…!わからせてやる!」という憎しみの業火に燃える方には非常に向いているデッキとなっております。わきまえないとお友達が居なくなるので使う方は気をつけてください。

--- 2021/09/01 MH2対応---
--- 2022/10/24 Unfinityまで対応 ---


1, 本ジェネラルの基本戦術

リストに入る前に、本デッキの戦術を説明します。
ジェネラルの能力を見てみましょう

Dargo, the Shipwrecker / 船壊し、ダーゴ (6)(赤)
伝説のクリーチャー — 巨人(Giant) 海賊(Pirate)
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたは望む数の、アーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。この呪文を唱えるためのコストは、これにより生け贄に捧げたパーマネント1つにつき(2)少なくなり、他の、あなたがこのターンに生け贄に捧げたアーティファクトやクリーチャー1つについても(2)少なくなる。
トランプル
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)
7/5

Jeska, Thrice Reborn / 三度の再誕、ジェスカ (2)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — ジェスカ(Jeska)
三度の再誕、ジェスカは、このゲームであなたが統率領域から統率者を唱えた回数1回につき忠誠(loyalty)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
[0]:クリーチャー1体を対象とする。あなたの次のターンまで、そのクリーチャーがあなたの対戦相手1人に戦闘ダメージを与えるなら、代わりに、それはそのプレイヤーにその3倍のダメージを与える。
[-X]:クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー合わせて最大3つを対象とする。三度の再誕、ジェスカはそれらにそれぞれX点のダメージを与える。
三度の再誕、ジェスカは統率者として使用できる。
共闘
0

ダーゴは7マナ7/5トランプルというEDHではかなり重めの統率者ですが、そのターンにサクッたアーティファクトとクリーチャーにつき②軽減で唱えられる能力を持っています。この軽減効果は、統率者の再キャストコストにも適用されます

ジェスカは3マナのPWで自分が統率者を唱えた回数の忠誠度で出てきます。0能力でクリーチャーによるプレイヤーへの戦闘ダメージを3倍にします。-Xで任意の対象3体にXダメージを与えられます。

ポイントは強調部分になります。この統率者2枚の効果を利用し以下のコンボによる勝利を目指すのが基本戦術です。

① ダーゴの戦闘ダメージをジェスカで3倍に、プレイヤーへ1撃21点ダメージを与える(統率者ダメージ20点による敗北)
② 1マナ状態のダーゴを赤マナが出るサクリ台でサクることで統率者の無限キャストが成立、無限忠誠度のジェスカから-Xで無限ダメージ

①は強力ですが、プレイヤー1人ずつの処理になるためブロッカーを立てる、ジェスカを落としにかかる、ダーゴを倒すなど妨害を受けやすい傾向があります。そのため、なるべく早期ターンでのダーゴとジェスカの着地を目指します。

②のために必要なのは、有色マナが出るサクリ台(有色マナが出る状態とサクリ台を別個に実現させてもOKです)です。そのため、サクリ台とそれらのサーチ手段を積みます。

2, デッキリスト

リストは以下になります。

3,カード解説

※ 解説中はシンプルに説明するため、だ/である調で書きます。
● クリーチャー
・Birgi, God of Storytelling / 語りの神、ビルギ
基本クリーチャー側で利用。3マナは本デッキだと重いが、1T目着地も可能であり、着地後は全ての0マナカードが1マナ加速、1マナカードがフリースペル状態になる。
「ファイレクシアの供犠台」、もしくは「熱足ナメクジ」によるダーゴ無限キャストが成立したとき、こいつがいると赤無限マナ状態になるため、ジェスカ着地がほぼ確実になる。
ジェスカを守るブロッカーとしても優秀。

・Professional face breaker / 顔壊しのプロ
3/2/3威迫攻撃通ると宝物生成だけでもやや採用寄りだが、宝物で衝動ドローまでついているのが非常に優秀。ダーゴジェスカの3倍パンチプランは様々な事情で通用しなくなることが多いため、基本的にはダーゴ無限サクリで勝ちたい。
…のだが、そのためにはデッキ内でマナ加速とコンボパーツをバランス良く引かないといけない。しかし、実際のところうまくいかず、アンチパターンとして、マナフラッドが発生することもある。そういったときに宝物がアドバンテージに変換できるこのカードは非常にありがたい。
また、パワー2のため「帝国の徴募兵」から持ってこれるのも大きい。

・Dockside Extortionist / 波止場の恐喝者
EDHを歪めているファッキンカード。宝物が3つも出れば十分で、こいつ自身含めてダーゴキャストしてお釣りが出る。ブロッカー枠でもあり、「帝国の徴募兵」や「ゴブリンの女看守」からサーチもできる。…やばすぎる、なんだこいつ

・Goblin Engineer / ゴブリンの技師
無限キャストコンボの中核、「ファイレクシアの供犠台」をサーチしてくるカード。ターンが戻ってきたら後述「ゴブリンの溶接工」同様、供犠台を釣り上げて、こいつをサクればマナが帰ってくる。「帝国の徴募兵」や「ゴブリンの女看守」からサーチもできる。

・Goblin Welder / ゴブリンの溶接工
タダで場と墓地のアーティファクトを交換するカード。墓地に落ちた「ファイレクシアの供犠台」を釣り上げるのが主な仕事。それに加え1回使った「魔力の櫃」や「厳かなモノリス」は、ダーゴのキャスト時にサクって墓地に落とすことで、こいつの釣り上げでマナ加速も行える。この効果の解決自体がアーティファクトサクリファイスになり、ダーゴのコスト軽減にもなる。

・____ goblin
ウラブラスクの僧侶の(ほぼ)上位互換と化し、大体の場合生物の煮えたぎる歌のゴブリン。ステッカーを6母音〜4母音すべて揃えると最低でも4マナ確定。だいたい5マナ、3割くらいのゲームで6マナ出る。使い回すと弱くなるので、死の国からの脱出で脱出コストで出し直すうまみはないが、1回で十分。6マナ出るときが本当にやばく、マナ食い虫の「熱足ナメクジ」や「月銀の鍵」→「ファイレクシアの供犠台」が平気でつながったり、「Wheel of Fortune」の後の行動分のマナが確保できたりなどなど、かなりのつよつよカード。

・Impulsive Pilferer / 衝動的なこそ泥
統率者レジェンズのゴブリン。1マナで出してもサクると宝物を出すため、ダーゴのコスト軽減兼マナ加速として便利。
再演も強いが、再演しなきゃならないタイミングまでゲームが伸びてる時点で不利なのでおまけ。

・Skirk Prospector / スカークの探鉱者
スカ探。こいつ自身が一時的マナ加速に使えフリースペルであるのに加えて、「ゴブリンの技師」や「ゴブリンの溶接工」、「波止場の恐喝者」、「ゴブリンの女看守」など、サクれるゴブリンが多数ある。

・Goblin Matron / ゴブリンの女看守
ゴブリンサーチカード…なのだが、ゴブリンというよりユーティリティサーチ。上記「ゴブリンの技師」や「ゴブリンの溶接工」、「波止場の恐喝者」、「____ goblin」をサーチできるので非常に便利。

・Goblin Recruiter / ゴブリン徴募兵
上記で、ゲームプランに必須のカードやパーツがほぼゴブリンで埋められるようになったため、採用可能に。ちゃんと研究してないけどそろそろマクサス入れるのすらアリだと思われる。

・Ragavan, Nimble Pilferer / 敏捷なこそ泥、ラガバン
モダン以下の環境をぶっ壊してる凶悪犯。1ターン目に出せれば次ターン宝物出からこいつ+宝物で5マナを確保できる。0マナファクト1枚で土地がたった状態でダーゴ着地、加速できれば更に次の動きや妨害に繋げられる。MH2以降環境では必須カード。

・Imperial Recruiter / 帝国の徴募兵
「ゴブリンの女看守」と大体仕事は一緒。こいつの場合、「Shield Sphere」などの0マナアーティファクト生物も持ってこれるため、より便利。

・Fury / 熱情
MH2で追加されたピッチエレメンタル。想起で出しても4点ばらまきつつダーゴ2マナ軽減になるので優秀。手札消費が激しいがそもそもフォーチュン等をぶちかますことが多いので手札使い切れるカードはいくらあってもいい。ダーゴ着地後の盤面処理役にもできる。

・Magus of the Moon / 月の大魔術師
このデッキの場合、血染めの月はヘイト置物としての役割しか持てないため採用を避けたく、ヘイト置物に加えてジェスカのブロッカーとサクれるカードとして月メイガスの方が優秀。

・Memnite
・Ornithopter
・Phyrexian Walker
・Shield Sphere
0マナアーティファクト生物。ダーゴのコストになるのが主な仕事だが、ジェスカのブロッカーとアーティファクトカウントにも貢献できるので0マナのコボルト連中よりもこちらを優先して採用。
※補足:0マナコボルトの利点は金属モックスやピッチのコストにできることだが、回した感じ、これ以上軽量ファクト、生物を積んでも腐るだけだと判断。

・Simian Spirit Guide
言わずとしれたマナ加速。ダーゴジェスカ着地後はブロッカーとして出すことに十分意味があるので、忘れてはいけない。

・Thermopod
マイナーカード。5マナと非常に重いが、「ファイレクシアの供犠台」と同じ役目を負える。サーチできないのでサブプラン。

・Treasonous Ogre
3点ペイでRが出るのでアホみたいにマナ加速するやつ。1T目に着地できるとすごいことになる。

● アーティファクト
・Mana Crypt、Mana Vault、Chrome Mox、Lotus Petal、Grim Monolith
・Mox Opal、Lion's Eye Diamond、Jeweled Amulet、Mox Diamond
・Sol Ring、Jeweled Lotus、Arcane Signet
基本の0-1マナのマナ加速と「秘儀の印鑑」は全積み。ただの加速としても十分強いが、本デッキではダーゴのコスト軽減を兼ねるためさらに強力。

・Mishra's Bauble / ミシュラのガラクタ
・Urza's Bauble / ウルザのガラクタ
0マナスロートリップ。手札を減らさずにダーゴのコスト軽減が可能なのは非常に優秀。基本的な基準として、「ただの2コス軽減だけでなくデッキの勝利に貢献できるもの」が積むべきアーティファクトの基準になります。

・Tormod's Crypt / トーモッドの墓所
・Soul-Guide Lantern / 魂標ランタン
軽量墓地対策。リアニでダーゴより大きい生物を釣り上げられるのは負けパターンなのでぜひとも入れておきたい。

・Welding Jar / 溶接の壺
0マナ。ファクトを守れると有り難い場面では有用。

・Briber's Purse / 贈賄者の財布
0マナで唱えてコスト軽減するだけでなく、後引きでも敵のブロッカーに賄賂を渡してアンブロ付与21点パンチや厄介な生物のブロック強要が狙えるので優秀。

・Everflowing Chalice / 永遠溢れの杯
不運にも2マナ浮いてる流し込み先がない場合キャストすることになるが、このデッキだと0マナキャストが主。

・Engineered Explosives / 仕組まれた爆薬
0マナキャスト要因。たまに1起爆や0起爆が発生する。

・Chalice of Void / 虚空の杯
0マナキャスト要因。たまにヘイト要素が刺さるが、自分も巻き込まれないよう注意。その場合はダーゴでサクれ

・Clown Car
0マナファクトの時点で採用OKラインだが、マナ状況でX=1~2が選べるのが便利。1マナでピエロが出せると驚異の1マナでダーゴ4マナ分のカードになるので見た目以上に強く使える。

・Accorder's Shield
0マナの穴埋め要員。盾は装備して警戒付与という仕事があるマナファクト生物が増えたら真っ先に抜ける。

・Arcum's Astrolabe / アーカムの天測儀
1マナ1ドローファクトだが、無色マナがあふれるケースがある本デッキだとフィルターとしても便利。このカードのために冠雪山を積むことになる。

・Chromatic Sphere / 彩色の宝球
・Chromatic Star / 彩色の星
1マナ1ドローカード。2マナ軽減を手札を減らさず行えるので十分採用。

・Ichor Wellspring / 胆液の水源
2マナ2ドロー。このデッキだとダーゴキャストで簡単にサクれるので優秀。

・Phyrexian Altar / ファイレクシアの供犠台
サクリ台。このデッキの最重要カードで、なんとかしてこれを場に出せたら(そして除去られなければ)勝ち。アシュノッドは色マナが出ない都合上採用優先度が低いので最終的にはこちらだけになった。

・Prized Statue / 尊き彫像
2マナで3マナ分になる。出すだけで宝物が出てきてくれるので、ダーゴになめらかに接続できるのが偉い。また、サクられた後にも宝物が出てくるのが大きく、ダーゴキャスト後のアクションにもつながるのでアド損分の強さがある。

・Moonsilver Key / 月銀の鍵
2マナで出て1マナでマナファクトか基本土地サーチと聞くと弱そうだが、ファイレクシアの供犠台がマナファクトなのでこれでアクセスできるのが強み。重くて使いづらいが、メインプランを支えられる恩恵ははかりしれない。

● インスタント & ソーサリー
・Claim the Firstborn / 初子さらい
除去かつサクリ台にくべられる要員を連れてくるカード。ダーゴが1発通れば勝ちなので、一時的コントロール奪取の価値は通常より大きい。

・Gamble / ギャンブル
汎用サーチ。墓地のアーティファクト回収が優秀なので、「ファイレクシアの供犠台」を持ってくるのが一番丸いが、ドロー系を持ってくる、除去を持ってくるなど使いみちは多い。

・Rite of Flame / 炎の儀式
・Infernal Plunge / 業火への突入
一時的マナ加速。インスタントでマナ加速したくなる瞬間はほぼないので、小回りが効く「炎の儀式」の方が、捨て身の儀式など2→3マナジャンプや3→5マナジャンプより優秀。「業火への突入」は1→3マナジャンプであり、サクるクリーチャーには事欠かないので十分採用圏内に入る。

・Strike It Rich / 一攫千金
赤1マナで宝物1個出るだけのカード。アド損に見えるが、ダーゴの場合1マナで3マナ分になるため非常に優秀。フラッシュバックがあるので使い切れず捨てる事になっても安心。

・Thrill of Possibility / 胸躍る可能性
・Faithless Looting / 信仰無きものあさり
手札交換。コンボデッキなので、「土地引きすぎ」「0ファクト引きすぎて身がない」「身ばかりでファクトがない」という状況は多発するので生命線。墓地に落とす効果から溶接工で釣り上げor肥えた墓地で「死の国からの脱出」を強く使う上でも便利。

・Wheel of Fortune
・Wheel of Misfortune / 災難の輪
7ドロー枠。ブン回りだと先攻1ターン目キャストも視野に入る。手札消費が激しすぎて困るくらいなので引かせたくないから撃たないというパターンは少ない。

・Jeska's Will / ジェスカの意志
一時的ドロー兼加速。先攻とれるとめちゃくちゃ強く、最悪でも3アドなので遠慮なく撃てる。このデッキはとかくドローが生命線なのでテンポロスもないこのカードは非常に優秀。

・Inspired Tinkering / 見事な修理
バルダーズゲートの新カード。5マナって…と思うかもしれないが、ダーゴジェスカは一瞬ならば5マナ出るデッキなので問題なく、宝物3つと3枚衝動ドロー(次ターンまで)は実質3宝物3ドローと同義。3マナ返ってくるが、ダーゴにとって3宝物は9マナなので十分。「顔壊しのプロ」や「___ goblin」とのくっつきもよく、強く使える。

・Seize the Spotlight / 注目の捕縛
コントロール奪取or1ドロー1宝物を対戦相手ごとに押し付けるカード。1ドロー1宝物を3回選ばれると0マナ3ドローとなり、アンリコもびっくりの効率となる。じゃあコントロール奪取選べばいいじゃんと思うかもしれないが、ダーゴがサクリながらキャストできてしまうので、対戦相手には辛いジレンマとなる。究極クリーチャーを出さなければいいのだが、ダーゴジェスカ相手の場合ジェスカで3倍にして1パンを回避するためには各プレイヤーブロッカーを用意せざるを得ない。

・Lightning Bolt
・Abrade
・Pyrokinesis
このデッキの除去枠。ピン除去はEDHでは好まれないが、このデッキではダーゴがクリーチャーを乗り越えて1撃通せば勝てるというシチュエーションの遭遇率が高く、意味は非常に大きい。「削剥」はアーティファクト対策になり、「Pyrokinesis」は複数体の除去を狙える。
なお、直近は偏向はたきが多数積まれているので、5点以上の除去はダーゴ対象変更の憂き目に遭いやすく、採用は避けたほうが良い。

・Pyroblast
対青用万能カウンター&除去。カウンターを捌くために採用。REBも積みたいところだが、青が減ってる&スロットがかつかつすぎるので不採用。

・Deflecting Swat
万能すぎるミスディレ。

・Shutterskull Smashing
土地が詰まりがち(とくに赤マナ)、一時的にはマナがめちゃめちゃ出せる、デカブツ出されると詰む、が特徴のこのデッキだと使いみちの幅が広いカード。ぜひ入れたい。

● エンチャント
・Underworld Breach
便利枠。このデッキではマナを延ばすことも容易なので、「ヨーグモスの意志」のように使える。

● 土地
・Crystal Vein
サクることで2マナ加速。このデッキだと安易に使うこともある。とにかくマナ加速してでもダーゴジェスカを1T着地することが正解になるケースは多い。ダーゴのカウントには加算されないのは注意。

・Ancient Tomb
2マナ加速。当然の採用。ダメージに苦しむ前に対戦相手を倒せばええねん。

・Arid Mesa
・Bloodstained Mire
・Wooded Foothills
・Scalding Tarn
・Prismatic Vista
フェッチランド。本デッキの土地枚数は十分少なく、土地圧縮の恩恵に預かる前に終わることも多いので、サーチ系のヘイトカードや起動型能力を咎めるカードに引っかからない「冠雪の山」でもいい気はしている。

・Great Furnace
アーティファクトランド。モックスオパールやダーゴのコスト、溶接工の種など利用先には事欠かない。こっちはダーゴのサクりカウントの対象になる。

・Buried Ruin
・Inventors' Fair
便利墓地回収枠とサーチ枠。釣り上げ先は基本的には「ファイレクシアの供犠台」。

・Command Beacon
ダーゴとジェスカのコストがめちゃくちゃ高くなってしまったケースでお世話になる。便利。

・Gemstone Caverns
0ターン目のマナ加速。とにかく最速でダーゴをキャストするのがこのデッキの使命なので採用。

・Cavern of Souls / 魂の洞窟
ダーゴの打ち消し避け。優先度は高くない

・Urza's Saga
MH2環境ぶっ壊しカード2。スピードが問われるこのデッキでめちゃくちゃ強いかと言われると微妙で、波止場も刺さるのでまあ優先度は低いかなと思いつつ、ダーゴパンチが成就しなかった場合の受けのクソデカ構築物くんが強いので採用。サーチ先には事欠かないので安心してください。

・ Snow-Covered Mountain 17枚
回した結果最適と思われる枚数。
これ以上減らすと「モックス・ダイアモンド」のコストが供出できなくなり苦しくなったり、色マナが足りなくて苦しくなる。

最後に

100枚を言語化してみると、意外とこいつ真っ先に抜いたほうが良いんだなとかわかるもんですね…
最速で脅威を押し付けて周囲の動きをずたずたにして回るので、「〇〇への対処がー」とかほぼ考えなくていいのは非常に楽なデッキだと思います。

強みも弱みも非常に明確ですし、やりすぎな動きをする割に対話はあるので思ったより不愉快な思いをさせないデッキという印象でした。

ご意見感想などあればコメントしていただけると嬉しいです。

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