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買い物失敗談 自分の本音で買おう!

こんにちは。ファイです。

私の買い物失敗談シリーズとして、今回は
バリトンサックスについて書きたいと思います。

ちなみに、こんな楽器。
全長120cmくらいになる大きさですね↓

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こちら、お値段80万のヤマハ特注 バリトンサックスです(汗)
車、買えます💦

なぜ私がこれを買ったのか、何が失敗だったのかを
書いていきますね。

そもそも昔から臆病で、気が弱く、周囲の顔色を伺っていたので、
買うものも安いものをわざと欲しいと言っていた子供でした。

安いもの(親に負担がかからない)

この子はいいわね~という親からの信頼を得る
(愛されている安心感と誤解していたのです)

で、嘘ばっかりついていたので、自分の本当に欲しいものを
欲しいといえないことが欲しいものがわからなくなるくらい、
症状が悪化しました。


皆さん適当に買う癖、ありませんか?

どうせ私はこのくらいでよい、と思うようになり、
比較的安いものを買い、気に入らなくて捨てる
ということを20代後半まで繰り返していました。

子供のころから部活で、サックスを演奏していたのですが、
10歳のころから18歳まで、ずっとアルトサックスのポジションを死守していました。ちなみにアルトサックスはこんな感じの楽器です↓

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なにせ、アルトサックスは超人気のある楽器。

この時はどうしても欲しかったので親に相談しました。
ですが、とても高いので結局買ってもらえず。
(今の時代のように、メルカリ・ヤフオク・SNSがないのと
親は協力的ではありませんでした)

楽器も争奪戦ですし、30人編成の吹奏楽では、
ポジションとして用意されているのは二人くらいです。

サックスは大きさでバリエーションがある楽器ですので、
大体、アルトサックス・テナーサックス・バリトンサックスにて
争いが起きるのですね。

高校までは、何とかプライドにて死守したポジションでしたが、
20歳のころになって、また吹奏楽団に所属した際、
やる人がいないからと、バリトンサックスを薦められました。

メンバーとして、アルトは演奏の上手い子たちにてもう決まってましたので、気持ち的に挫折し、

80万もするバリトンサックスを買い担当することに!
(高いよ~。高い~!!)

この出来事は、すごく自分に自分で心の傷を作ることになったのです💦
やっぱり、アルトサックスに未練がある。
でもそのポジションにつく自信がない。

素直になればよかったのに、このころ
仕事も家族関係も我慢ばかりしていましたね。

結局、自分の身長に対して、とても大きい楽器であり、
やりたかったわけではないので、コンプレックスでつらくなり、
吹奏楽もやめてしまいました。

中古楽器として、売りに出しましたが、14万円ほどの買い取り金額…。
すごく、痛い記憶となりました。

教訓になったことといえば、
他人に言われて買わないこと。それ本当に欲しいもの?
ちゃんと自分に確認する必要がある。

今では考えられない行動をしていました。そりゃ、数年後病むよね(苦笑)
過去になったので、簡単に話せるのですが、当時はとても苦しかったです。

サックスはうまくなりたかったし、夢見がちな私は、サックス奏者になりたくて、真剣に音大に行きたいとも思ってました。

我が家はどちらかというと貧乏な家庭で、音大などとても無理。

親も親で、何も口ではっきり言ってくれない人たちで、
「お前空気読めよ」みたいな無言の圧力を感じました。

近所の人に同じく吹奏楽部に在籍していた先輩に
悩んでいた胸の内を相談してみたのですが、そもそも言った人が悪くて、
非常にバカにされたのです。陰口で。

母親にも、その話が伝わって、
「恥ずかしいことを他人に言うな」なんて言葉を発せられました。
(当時私の周りには、夢を壊す人しかいませんでした……)

自分のレベルもわかってましたので、
この夢はあきらめることとなりました。

今になって分かるのですが、結構現実逃避として、
私は夢を見る傾向が強いですね💦
*注 この数年後、うつ病と買い物依存にて、楽器を買いまくります(*_*)

80万あったら、今は歌うために防音室を買います(笑)

失敗しまくっているのですが、人生で一度でいいから
アコースティックギターにて弾き語りをやりたい!という夢もあります。

自分の本音を聞いていないと、買い物は失敗します。

必要以上に自分を周囲によく見せたいとか、
自分の自信のなさを、物でを埋め合わせようとするのです。

当然「足りない」と思っている根本が
変わっていないので、すぐに他の「物」を買い足すことに。

あとは、他人の期待に応えることで、
承認欲求・存在証明を満たそうとすることもあります。

思った以上の言葉や、結果が伴わないと、
勝手に「やってあげたのに!ひどい人!」って
怒り出したりするのですね。

やりたくないなら、やらなきゃいいのにと
客観的に見たら思えますが、


自己犠牲だったり、我慢することは当然!
という価値観を無意識に持っている場合、自分では気が付きにくいですね。
(いや、本当は気が付いているけれど、気が付かないふりをしてる)

それ、本当に自分のやりたいことですか?
誰かの期待に応えてないですか?
人生は自分のニーズに答えることなので、
他人本位で生きていると、苦しくなりますよ

というのを、過去の自分に優しく教えてあげたいです。

自分の物差しをもっていないと、物を買うにも、
人生の岐路にたっても、こころを追い込める選択しか
できなくなってしまいます。

誰かの期待に答えようとしている方がいたら、
”自分の気持ちに素直に従っていいんだよ”
というメッセージとともに、ここに書き記しておきますね。

補足:行動や決断に対して、悪く言う人は、その人の価値観の問題。
   ほっとけばよいです。自分に優しく生きましょう。

ちなみにこの記事を書いて、大きさがちがえど、
やはりサックスはきれいな楽器で、写真をみて「ときめき」なるものを
感じました。

買ったことは、失敗だったけど、
買ったことによって、自分には違っていたことを知れたことが
成功だったかも。美し楽器であることは、間違いないです。

そして、ヤマハは丈夫でよい楽器を製造されている!素晴らしい!
(やっぱり惚れているのですよ)


ではでは、今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございます。

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