【航海日誌37】これがナンパかあ

スロベニアに滞在してます海賊で研究員のふみんちょです！

今日はあいにくの雨。どこか観光しに行こうかなと思ったけど、どうせなら天気が良い日に行きたいから、今日は近場で過ごすことにした。
とりあえずジムに行って、昨日のKrofiとpizzaで補充したエネルギーで脚をしばいてきた。チートデイの翌日はいつもより粘れるから好き。
そのあとクールダウンも兼ねてLjubljanaのセンターらへんまでブラブラ散歩してきた。

雨だからか日曜日だからか分からないけど、お昼前ごろのセンターはあまり人がいない。カーニバルの余韻でもあるかと思ったんだけど。そんなとき、一人の気さくなおじさん？お兄さん？が声をかけてきた。話してみたら、イタリアからの旅行者だそう。
そして途中で気付いたけど、ナンパだった（笑）

海外旅行先で、日本人女性がナンパされるというのは良く聞く話だ。でも自分はそんな機会は絶対無いだろうなと確信していたのもあって、それについての対策どころか、そのテーマについて考えたこともなければ、見知らぬ海外男性に話しかけられて「ナンパかも？」という可能性を微塵も予測できなかったっていう。

今日の（というかいつも）私は、短髪にノーメイク、ズボンにフーディそしてデカいリュックである。顔立ちも特に女性らしくもなく、謙遜とか自己否定とか抜きにマジで美人でもなければ可愛い顔でもない。田舎から出てきた平たい顔族である。
そもそもその男性、話の序盤で「あなたは男の子？女の子？」ってポケモンのゲームの最初でしか聞かれないような質問してきたからね。その時点で、仮にナンパしに来たのかな？って思ったとしても、その可能性が消えそうじゃない？笑

その後、彼は電車まで時間があるから、ちょっと街を一緒に歩かない？って誘ってきた。私も散歩したかったとこだし、普通に雑談してて楽しかったし、英会話の練習がしたかった私にとっては好都合だったのもあってOKした。
マジで適当な会話をしながら街をブラブラ。初対面の人と話す会話なんて、何話したか覚えてないレベル。私の底辺レベルの英会話的にはちょうどいい。

途中からたびたび褒めてくる。You are so lovely.とかprettyとかうんたらかんたら。まだナンパだって気付かない。イタリア人は女性を褒めるっていう文化があるんかな？挨拶かお世辞かな〜？Thank youって笑って返す。他になんて言えばいいんだ。
コーヒーでも飲まない？って言われて、持ち歩き用のコーヒーを一杯奢ってくれた。そこから割と具体的な話になって、あー、ナンパか！って気付く。
全然気付かなくてごめんね！
適当に突っぱねるのもかわいそうかと思って、私が付き合えない理由を話す。そもそも、来月の半ばには帰国する予定だし(笑)
そのあともちょっと一緒に散歩して、相変わらず割とグイグイ粘ってきたけど、最終的にはNOを伝えて、寮に戻る時間だからバイバイ！って別れた。

先の会話の中で、私が短期でここに滞在していることも先に知っていたのに、どうにかナンパしようとしていた時点で、真っ当な恋愛というよりもチョロそうな日本人を引っ掛けて遊びたかっただけなのかな〜っていうのも感じた。（まあ具体的に提案されたから笑）

序盤からスキンシップは激しめだったんだけど、コスプレイヤー私、性別に関わらず他人との距離近いのマジで気にならない。ハグや手を繋ぐのは茶飯事、その日にあったばっかりの他人レイヤーさんとほっぺくっつけて自撮りとかもあるし、撮影の時に距離近すぎ！って思う距離じゃないと写真撮った時に違和感があるのも染み付いてるから距離が近いのがデフォルトみたいなところある。気さくな海外メンのハグとか腰に手を回してくるとか普通に受け入れてた（笑）

私みたいなのでも声かけられるのか〜って、第三者目線で状況を楽しんでいたところはある。
私みたいなのでも声かけられるから、日本人女性誰でも声かけられるんじゃないかなって思った。海外旅行予定のある人は、そういうこともあるかもっていうのは頭の隅に置いておいてもいいかもね。