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物撮りは人物撮影に似てる

家にあるものをどれだけキレイに撮れるか遊びをしていたら、人物撮影の練習になったという話。家にあるもので代用してるので専用機材はあまり使わない。

人物撮影において被写体さん探しが結構大変だったりする。毎回同じ人撮っていても面白くなかったりするが、モデル撮影会はみんなでパシャパシャ撮って難しかったり、1体1で撮影もなんか気が引けるし…。あとは他人を撮影するには有料もだったりする。

たまたま物撮りをしていたら人物撮影も通じるものがあったのでまとめる。

この記事の実質続きみたいな記事。

使った機材

①LEDデスクライト 1灯

②ディフューザー代わりコンビニのビニール袋

③白い紙(今回は白封筒使用)

④三脚

⑤カメラと標準ズーム

機材の使い方

LEDライトにビニール袋を被せてセロテープでとめる。白色の理由は光を内部で適度に拡散させ柔らかい光になる。またビニール袋は広がった状態の方が光が拡散しやすい。

白い紙はレフ板の代用。鏡や金属っぽい板も使ったが反射率が高すぎてギラギラした光になり使いづらかった。

三脚はなくても良いが、あると常に一定の位置で出来るので結果の比較がしやすい。

カメラは中望遠(焦点距離80~100mm)がベスト。スマホでも出来るがズームするので画質が荒くなるかも。

順光は被写体の表面をキレイに見せる

上の画像が順光、下の画像は横から光を当てたもの。

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1枚目の写真では表面は比較的キレイ見えるが、光の当て方を変えた2枚目の写真はキズも汚れも目立つ。

横から光はキズや汚れに陰影を付けてしまうのでより強調されてしまう。

例えば寺社仏閣の木彫りの模様などの表面の凹凸を際立たせたい場合は、横から光が当たっているとより迫力が出る。

逆に肌表面を滑らかに撮りたいことが多いポートレートでは横から光がある場面ではマイナスの効果が出てしまう場合もある。※男性等をドラマチックに撮りたい場合は有り。

レフ板でアクセントを与える

画像3

右側から照明を入れたら文字面側が暗くなってしまったのでレフ板で光を反射させて明るくしようとしたら、化粧品の文字がキラっとしていい感じにアクセントになった。

ポートレートで言うところの「アイキャッチ」、目に白いものが入るとイキイキとした雰囲気になる効果と同じ感じだ。

物撮りでは注目させたい場所に当ててキラっとさせると急に高級感が出ていい感じになる。

まとめ

広い意味で人物撮影も人間というモノを撮ってる物撮りなので、自宅とで物撮りしてるだけでも随分と光の扱いになれて上達しそう。むしろ落ち着いて1人でできるので練習としては最適かもと感じた。

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