見出し画像

唯一無二の最強スナップカメラ”Nikon Z7II”の隠された魅力【個人の感想ですが全員買え】

名実ともに最強のスナップシューターとして揺るぎない絶対王者となった”NikonZ7II”、今回はその隠された魅力に迫ります。
一体誰がそんなことを決めたのかというと、この私です。そうです。独断と偏見によりこの記事は成り立っています。Z7IIのZ7IIによるZ7IIのための記事です。
Z7IIを購入検討しているそこのあなた、今すぐ買いましょう。
今です。今がその時です。


全国1億3千万人のニコンZユーザーの皆さん、はじめまして、こんにちは、こんばんは。
ニコン大好き建築フォトグラファーの藤川です。Xでは建築写真キャット🐈として活動しています。
ステマみたいになると嫌なので最初に断っておくとフォトグラファーになる前はニコンプラザ銀座のスタッフとして働いていました。が、元々は皆さんと同じニコンファンであり、退職後の現在も同じくニコンファンです。ただニコン愛、Z7II愛が強すぎるというだけでこの記事を書いています。
待って!最後まで読んでっ!!!


Nikon Z7IIは2020年12月に発売され、プロからハイアマまでひっそりと根強く愛されてきたフルサイズミラーレスカメラです。しかし、技術の進歩が早いカメラ業界では最新モデルが次々と登場し、2024年8月現在、もはや”時代遅れのカメラ”と言われても仕方のないようなカメラであることもまた認めざるを得ません。(いや、認めないよ?)
ではなぜそんなカメラを「最強」だの「絶対王者」だのと言い切るのか。
そしてZ7IIを今更購入する価値が本当にあるのかどうか、全国民、いや世界中の人々が気になって夜しか眠れないことでしょう。

この記事ではそんな方々のお悩みを解決すべく、3年半以上NikonZ7IIを使ってきた私が個人の主観のみによって魅力と欠点を包み隠さずお伝えします。この記事を読み終える頃にはきっとZ7IIを注文していることでしょう。


知っておくべき欠点

まずはZ7IIの欠点について触れておきましょう。どんなカメラにも弱点はありますが、それを知った上で納得のいく選択をすることが大切です。

  1. 背面液晶が縦チルトできない

    • Z7IIの背面液晶は横構図での上下のチルトしかできません。縦構図での撮影時に少し不便を感じることがあります。縦チルトに対応したカメラが増えている中、これは改善してほしいポイントです。だが、愛があれば問題ない。

  2. Fnボタンが足りない

    • カスタマイズ可能なFnボタンがもう少し欲しいと感じることがあります。特に複数の設定を素早く切り替える必要があるシーンでは、ボタンが足りないと感じるかもしれません。だが、愛があれば問題ない。

  3. サブセレクターの中央押しの押しづらさ

    • サブセレクター(ジョイスティック的なやつ)の中央押しが押しづらいと感じるユーザーも多いです。まっすぐ押し込んでいるつもりなのに斜め判定になりがちです。これが撮影時の操作性に若干の影響を与えることがあります。だか、使わなければどうということはない。

  4. 電源立ち上がりが遅い

    • 電源を入れてからカメラが起動するまでに少し時間がかかります。急なシャッターチャンスに対応するには、少し物足りない部分かもしれません。だが、先読みして使いこなせば問題ない。

  5. ライブビュー表示やボタンのカスタマイズが全然できない

    • ライブビュー表示やボタンカスタマイズが最新機種と比べると、信じられないほど限られており、細かい調整がまるでできない点が不便です。特にプロユーザーにとっては、もっと柔軟なカスタマイズ性が求められるでしょう。だが、気合いで乗り切れば問題ない。

  6. AFが致命的に遅い上に弱い

    • これは最大の欠点。これだけで購入を断念する挑戦者たちは数知れず。AF速度が最新のカメラに比べて遅く、特に動体撮影においてはあまりにもスペック不足だと感じることがあります。具体的にはピントが背景に抜けてしまったり、近距離の動体のスピードについていくことができずピンボケ写真を量産します。何度も言いますがこの点は最大の難点です。だが、AFなんておまけでいい。大丈夫だ、問題ない。




圧倒的な魅力の数々

Z7IIには今挙げたように多数の欠点があるものの、それを補って余りある魅力があります。ここからはその最大の魅力について詳しく見ていきましょう。

  1. サイズ感とデザイン

    • これに尽きる!これだけで買う価値がある!え?ダサいですって?落第です。買って使えばわかります。美しくて何より可愛いです。まずは買ってください。

    • Z7IIは小型軽量で手に馴染むデザインが最大の魅力です。手が大きくない私にとってはフィット感が抜群で、まるで体の一部かのように扱える感覚があります。「手が大きくて小指がはみ出しちゃう」とか「人差し指がFnボタンに当たっちゃう」とか、そんな話をよく稀に聞きますが知りません。手を小さくして出直してください。長時間の撮影でも重さを感じにくく、持ち歩きたくなる可愛いデザインが特徴です。可愛いは正義。そもそもZ8はデカすぎますし、可愛さが足りません。Z6IIIも可愛くない。Z6III、Z8ユーザーさんごめんなさい。でもニコンのカメラを買った時点で人類皆ファミリー。ニコンを選んだあなたを称えます。だがしかし可愛いは正義。サイズ感とデザイン、これぞ絶対王者たる所以。

  2. 高品質な画質

    • このカメラのもう一つの大きな魅力は、何と言ってもその描写力です。「このカメラなら常に最善の高品質な画質の写真が撮れる」という絶対的な安心感があります。45.7メガピクセルのフルサイズセンサーは、細部まで美しく描写し、どんなシーンでも高品質な写真を撮影できると信じられる性能を持っています。ダイナミックレンジの懐の深さはNikonイチ!!!ニコワンの話じゃありませんよ?圧倒的な描写力、これぞ絶対王者たる所以。

    • 4500万画素って絶妙なんです。これ以上でも(使ったことない)これ以下でも(使ったことある)ない、絶妙なバランス!取り回しを考えた時にも”ここがちょうど落とし所だっ!”と言わんばかりの画素数!高精細で線の細さがやみつきです。

  3. 愛着が湧くカメラ

    • 実は最初の2年はただの仕事道具と思っていたZ7IIですが、使っているうちにどんどんその魅力に気付かされていきました。3年半以上経った今、このカメラを超えるカメラは当面現れることがないと確信しています。ここまで愛着が湧き、手放したくないと感じるカメラはなかなか出会えるものではありません。Z7IIはそんな特別な存在になりました。




至福の撮影体験

これが最大の魅力!とにかく撮ればわかる。
シャッターの感覚、シャッター音、チルトの駆動、オールドニッコールとの相性の良さ、何から何までしっくりくるこの感覚。
シャッターを切るたびに喜びを感じられるカメラです。
これは言葉で説明するのは難しいですが例えるなら、真夏の縁側で食べるスイカ、喉の渇いた時のポカリ、夕立の後のひぐらし、こたつの上のみかん、雪の日のすき焼き、卒業式の桜吹雪、そんな情緒的で至福な時間に似た、ちょっと何言ってるか分からなくなってきました。
NikonZ7II、良き!







母なるカメラ、NikonZ7II

ZマウントレンズとFマウントレンズのほぼ全てを使用できるというニコン界の母と呼んでも過言ではないこの存在。最新の光学設計によりもたらされる驚異的に高次元な描写と、世界一規模の資産であるオールドニッコール群によってもたらされる多種多様な表現、これらを全て自由に使えるのがニコンZの最大の魅力です(n回目)。
え、Z7IIじゃなくてもZカメラは全部そうです??何のことやら…





価格の魅力(キャッシュバックを見逃すな!)

2024年8月現在、Z7IIは最新機種と比較して価格が下がってきており、コストパフォーマンスが非常に高いカメラとなっています。最新機種に匹敵する描写性能を持ちながら、手の届きやすい価格(約38万円)で購入できる点は大きな魅力です。これでも安すぎるんですが「ちょっと高いなぁ」と思っちゃったそこのあなた、なんと今ならキャッシュバック、あります。何だか期間が延長になったみたいなので公式のアナウンスをしっかりチェックです!(アフィリエイトでも企業案件でもありません)

しかも前代未聞の7万円キャッシュバックですよ?やばいよやばいよ!
何がやばいか、今から懇切丁寧に説明します。

Z7II

7が、2つ

77

さらに7万円戻ってくる

777

つまり

トリプルセブン777!!!!

買ったら大当たり間違いなしという神のお告げ。
これは買うしかありません。
アスカならコード777でもう使徒化してます。
これによりZ7IIは初めてのフルサイズミラーレスとしても最適な選択肢となります。ん?
Z7IIは絶対王者スナップシューターなわけです!





いや、Z7IIIを待った方がいいだろ?

そんなそこのあなた、年内には発表されるだろうと何となく噂されている後継機Z7IIIを待った方が良くない?ってお思いですか?それはたしかに一理あるかも知れませんね。なんせ先に挙げた欠点の多くを改善してくる可能性が非常に高いです。めちゃくちゃいいカメラになることでしょう。

だがしかし、兄弟分の後継機であるZ6IIIをよく見てください。

なんか違う!!!!俺たちのZ7IIじゃない!!!!

そうなんです。違うんです。デザインもサイズも。(Z6IIIユーザーさんごめんなさい)
そしてZ7IIIが4500万画素クラスのカメラになる可能性は限りなく低いと思っています。個人独断と偏見です。責任は取りません。

Z7IIIのスペックはおそらく外装デザインと内部のUIはZ6IIIとほぼ同等、画素数は6000万画素クラス、4軸チルト液晶になると勝手に考えています。価格はZ8を上回る可能性もあると思います。
だったらいつ出るかも、スペックも、なーんにも分からないZ7IIIを待つぐらいなら、とりあえず大サービスキャッシュバック中の今最強のZ7II買っておけば良くない?(完)

あ、キャッシュバック終わった後に読んでくだっさっている未来のあなたへ。
大丈夫、キャッシュバックなくて定価で買ってもきっと未来は明るいよ!(無根拠)





最終結論:今だからこそ選ぶ価値がある

ちなみに私のZ7IIは3年半以上酷使され続けてもう限界ですが、オーバーホールしてまた数年は使いたいと思っています。というか絶対そうします。それほどまでにいいカメラなのです。

ボロボロになった私のZ7II

ここまで暑苦しく解説した通り、技術の進化による数多くの新モデルの登場があったにもかかわらず、NikonZ7IIは今なおその魅力を失っていません。欠点を理解しつつも、そのサイズ感やデザイン、高品質な描写力、そしてカメラとしての愛着が持てることは、他のカメラには代え難いものです。
2024年8月現在、「今更」ではなく、「今だからこそ」Z7IIを選ぶ価値があると言えるでしょう。

さぁ、今こそZ7IIを手に取り、その魅力を存分に感じながら、最高の写真体験を私達と楽しみましょう。

全人類Z7II保管計画推進委員会一同

あ、もしよかったらフォローといいねしていただいて、ついでにZ7IIとオールドニッコールで撮ったショートフィルムも最後にどうぞっ!それではまた!

NikonZ7II + NewNikkorAuto135mmf2.8によるShortFilm


この記事が参加している募集

サポートしていただけたらめっちゃ嬉しいです!次の記事を書くためのやる気があがっちゃいます📸🐱✨