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初めてのセカンドバイク購入

2021年夏、突然始まった私のバイクライフ。
1年足らずで、新たなステージが始まりました。

憧れのバイクと出逢う

2022年5月、初夏の風が吹き始めたある日、私は、とあるバイクと運命的な出逢いを果たしてしまったのです。
と、大袈裟な書き出しになってしまいましたが、本当に、本当に、その通りだったのです。

母の愛車のオイル交換のため、お世話になっているバイクショップを訪れたその日、店頭に入荷したばかりのハンターカブが展示されていました。
『やっぱりハンターカブいいなあ』なんてニヤニヤ眺めていると、お店の方が言ったのです。

「実は、これ、予約が入っていない車両なんですよ!」

その言葉に、私は耳を疑いました。
欲しくて、欲しくて、あちこち探していた時には、全く見つけられなかった、あの憧れのハンターカブが、今、私の目の前に鎮座しているのです。
まだ、誰の物でもないハンターカブ。
もう、二度と出逢うことはできないかもしれないハンターカブ。
この、たった一台のハンターカブに、私の心は奪われてしまったのです。

レブル VS ハンターカブ

ハンターカブと出逢った時の私には、もう、レブル250という最高の相棒がいたわけで、愛しくてたまらない最愛のバイクと、7ヶ月近く過ごしてきたのです。
そう簡単に、ハンターカブに手を出すわけにはいきません。
だって、一度に2台のバイクは乗れないのですから。

というわけで、後ろ髪を引かれる思いで、バイクショップを後にしました。
しかし、時間が経てば経つほど、ハンターカブへの思いが募っていきます。お昼ご飯を食べる間中、ずっと、ハンターカブの姿が頭から離れませんでした。
その間、約1時間(笑)
やっぱり諦めきれない。と、もう一度バイクショップへ行ってみました。

もし、この短い時間で、売れてしまっていたら、私には縁がなかったのだから、すっぱり諦められる。そう思っていたのですが、幸か不幸か、あのハンターカブは、店内の目立つ場所に、神々しく鎮座しておられました。

憧れのバイクを即契約

ハンターカブの車体価格は¥440,000(税込)と、現行の原付二種バイクの中でも、決して安くはないお値段です。

お店で見積もりをもらって、正直、悩みました。
買うか、買わないか。
乗るか、乗らないか。
その間、約30分(笑)
というわけで、お店の方も驚くほどのスピードで契約。
お店のお姉さんからは、本当にいいんですか?と、何度も訊かれてしまいましたが、『女に二言は無い!』とばかりに、契約書へ力強くサイン。

こうして、私は、憧れのバイクを手に入れることができたのですが、全く実感が湧かず、帰宅後も、なんだかふわふわした気持ちでした。

緊張の納車ツーリング

契約から数日後、ついに、ハンターカブの納車日がやって来ました。

今回購入したハンターカブには、ドライブレコーダーのみ取り付けることにしましたので、ほぼほぼノーマルな姿での納車となりました。

青い空と海に映える真っ赤なハンターカブ
なんと言っても大きな荷台がトレードマーク

走り出した瞬間は、慣れない操作のせいもあり、かなりぎこちない運転でしたが、不安感を何倍も上回る楽しさに溢れていました。
ただ、ただ、走っているだけなのに、ワクワクが止まりません。
どこまでも、いつまでも走っていたくて、海までぶらり。

海をバックに、たくさん写真を撮りましたが、眺めているだけで、にやけてしまいます(笑)
これから、色々な場所に出かけて、たくさんの思い出を作りたいと思います。

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