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バイクのある暮らしはじめました #1

2021年夏。
突然思い立ち、バイクのある暮らしを始めました。

ふと思い出したあの日の記憶

昨年から続くコロナ禍の日々。『楽しい』や『ワクワク』から遠く離れた日常の中、鬱々とした毎日を過ごしていました。
そんな中、唯一の楽しみとなっていたのがYouTube鑑賞。現実逃避をするかのように、暇さえあれば、旅の動画を見たり、バイクの動画を見たりして、妄想に浸っていました。
そして、ふと、思い出したのです。
私、スーパーカブに乗りたかったんだ!と。

バイク熱の発症

子供の頃の私は、なぜか、スーパーカブが好きでした。当時、おじいちゃんやおばあちゃんが乗っていた、渋さ際立つカブに乗りたいと、熱烈に思っていました。けれど、免許を取得できる年齢には遥か遠く、まるで初恋のような、ほのかな憧れのまま、時間が過ぎてゆきました。
今思えば、これが一度目のバイク熱発症だったようです。
高校生になると、多くの友人たちは原付免許を取得し、それまでとは比べ物にならないくらいに行動範囲が広がっていきました。かっこいいなあ、羨ましいなあと思い、私も、バイクに乗ってみたい!と、思いましたが、家族の大反対により、原付免許の取得は叶いませんでした。
こうして、二度目のバイク熱は、発症手前で冷めてしまったのです。
その後、大学生になり、普通自動車の免許を取得したことで、バイク熱は、すっかり治まってしまいました…
それなのに、突如として再燃したバイク熱。三度目の今回は、かなりの重症だったようです。

突然始まったバイク探し

昨今のバイク人気と、コロナ禍による影響で、バイクがなかなか手に入らないらしい。という情報を得た私は、まだ何も決めていないのに、掻き立てられるように、5月の後半頃から突然バイク探しを始めました。あちこちのバイク屋さんで色々なお話を聞きましたが、やはり、バイクはなかなか手に入らないとのこと。まだ教習所の申し込みもしていないので、ちっとも問題はないのだが、ちょっぴりショック…(笑)
こうなったら、気長に探すしかないなと思っていたある日、ついに出会ってしまいました。人生初となる私のバイクに。
というわけで、バイク探しを始めて1ヶ月ほど経った良き日に、晴れて契約の運びとなりました。
まだ、この時点では、教習所の申し込みができていませんでしたが、俄然やる気になりました。


こんな感じで始まった、バイクのある暮らし。
最初は、ただの憧れだったのに、当たり前のようにバイクに乗る日が来るなんて、なんだか不思議な気持ちです。

人生初の私のバイクは、まだ納車待ちの状態なので、今は、毎日、オンボロの原付スクーターに乗っています。
例え30キロしか出せなくても、楽しくて仕方ありません。なんせ、原付生活もこの夏から始めたばかりなので(笑)

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