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誰も教えてくれない成功するヒント


よくあるセリフ

よく学校や職場などで、次の様な事を耳にしたことはないでしょうか?

  • 焦らなくて大丈夫、自分のペースでいいんだよ

  • 学歴不問

  • 未経験者でも先輩がしっかりサポート

  • 自由な働き方、服装自由

そして、実際その組織に入ってみると、

あれ?思ってたのと違うじゃん!

と感じた事はないでしょうか?

また、自分ではなくても家族や友人、知人でそう感じた人は身近にいたのではないでしょうか。

上記の言葉の内容は全て真実だと思います。
嘘は付いていないでしょう。
では、なぜがっかりするのでしょうか?

それもそのはず、
上記の言葉には続きがあり、伝える側がそれを声に出して言わないからなのです。

日本人の大好きな行間を読む、空気を読むというやつです。

隠れている言葉を付け加えるとこうなります。

焦らなくて大丈夫、自分のペースでいいんだよ。
でもね、皆とは同じ評価にはならないよ。その結果は受け入れる必要があるよ。

学歴不問。
もちろん実力と社会性が採用基準を超えていれば採用します。
でも実際は特別優秀な人には出会えないし、また面接では見抜けないのも事実なんですよね。
だから安全策として自分たちと同じような経歴の人を採用します。

未経験者でも先輩がしっかりサポート。
先輩も働いているからその上でサポートしますね。
給料を貰いながら学校みたいに教えて貰えると思わないでね。あくまで自分で勉強するのが前提だよ。
しっかり教えて貰いたいならお金を払って学校に行った方がいいですね。

自由な働き方、服装自由
共同生活なので皆の集中を邪魔したり、不快な気分にさせるのはダメだよ。
そのあたりは十分考慮した上で服装を考えてください。
自分はよくても相手がどう思うかはわからないから、
もし自分で判断できない場合は皆と合わせておいたほうが無難だよ。

これらから見えてくるのは以下ではないでしょうか?

  1. 周りを気にしよう。前例や皆と同じが無難。

  2. 結果はすべて自分次第

ここで重要なのは 2) 結果はすべて自分次第 です。
いつの時代も、世界共通で一番重要です。

しかし、現代の日本人は、

  1. 周りを気にしよう。前例や皆と同じが無難。

という考えが蔓延しています。

平和ボケ

高度成長期を終え、1980年代のバブルの負の遺産である「平和ボケ」が影響しているのでしょうか。

好景気に支えられ「皆と同じが無難」でも比較的いい暮らしができていた時代は数十年前に終わっているにもかかわらず、
未だに国民感情として植え付けられているのは悲しい現実です。

「とりあえず大学出て就職。結婚して家族ができてマイホームが持てればゴールでしょ。」

こんなこと思ったことないでしょうか?

これが平和ボケの典型です。

家族を持ってマイホーム?どれほど難しいことでしょうか。
都市部なら尚更難易度は上がりますよね。

この「平和ボケした無難精神」が
2) 結果はすべて自分次第
を薄めてしまっています。

「とりあえず、皆と同じことしておけば皆と同じ結果になる。自分だけ落第しなければ良しとしよう」

ということになり、自分の意思で努力するという大切なマインドを失っています。

非常に危険な状況です。

なぜ、危険なのか?

それは不景気だからです。

好景気なら、社会全体が潤っているので、皆と同じことしても「棚からボタモチ」で自分の生活も潤います。

不景気はその逆で、社会全体が沈んでいっているので、皆と同じことしても「共倒れ」で自分の生活も沈みます。
ですので、皆と同じ事をしていたら負け確定な状態になっています。

結果はすべて自分次第

ここでタイトル回収になるのですが、裏を返せば

2.結果はすべて自分次第

を色濃く意識すれば良いことになります。

具体的には
物事の判断は自分で行う
です。

大半の人は何かを判断する際、
「皆はどうしているか?」
と思っていないでしょうか?

きっと多いと思います。

私は立場上、多くのお客さんや従業員と会話しますが、
第一声が

「皆はどうしているか?」

が圧倒的多数です。

アメリカみたいに自分の意見を主張するという教育をしない日本では
仕方のないことかもしれません。

ですが、仕方ないで済ましていてはこの不景気な時代では負け確定のままです。

皆と違うことをして負け確定から抜け出す確率を上げたほうが良いと思いませんか?

といっても、何でもかんでも「逆張り」をしましょうということを言っているわけではないです。

皆んなと同じにする事でその瞬間は楽ですが、必ずやってくる未来の生活は苦しくなります。したがって、

少しだけ自分の頭で自分の未来を考えてみませんか?

ということを言っています。

我慢したその先に何かあるのか?

暑い日も雨の日も毎日スーツを着て満員電車に乗ってる生活、満足してますか?

皆んな同じだから我慢するものって思っていませんか?

その結果どうですか?

人生が終わる時、そういう人生に後悔はないですか?

現代は情報化社会。
つまり情報には価値があるということ。
メディアが報じる情報はメディアにとって都合の良いことばかり。

皆と同じことをやっていても、実はそれが誰かに利益を搾取されているだけであり、いざという時、自分で何をしたら良いかわからなくなる。

そういう状態に陥ります。
日本人の発言にはここに落ちる落とし穴が沢山あります。

この落とし穴に落ちないためには

常に

  • 自分で納得する情報を収集する

  • 自分なりの理屈で物事を選択する

ことを意識するだけで結果は大きく変わるでしょう。

「思考して選択。そして実行。」

これは誰も教えてくれないですし、簡単そうに見えて訓練が必要です。
これが「誰も教えてくれない成功のヒント」になります。

まずは、

「自分ならどうする」

を自問自答してください。
友人・知人・同僚はスポットでは助けてくれますが、生活までは保証してくれません。

皆の意見に合わせるのも自由ですが、
自分の考えを選択するもの自由です。

それでは。

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