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ダニエルのぼやき

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ダニエルの視点から日頃のネタや人生観を書き連ねる。
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#お金

10万円の重み

例えば10万円というお金。 その価値は、その人の見方によって恐ろしいほど変わる。 先日、それを痛感する出来事があった。     弊社の新規サービスの宣伝のために、あるメルマガに申し込んだ時のこと。 そのメルマガは、1本配信するために10万円かかった。   10万円。     これは、大企業にとっては誤差レベルの金額かもしれない。 しかし、スタートしたて、かつ出資元が100%自分の会社にとって、広告などの経費はある意味自分のお財布から出す感覚に近い。 なので、10万

ランチの個別会計に見る非モテ理論

たまにこんな場面に遭遇して驚愕することがある。 例えば、仕事仲間や友人5、6人くらいでランチをしたとする。 食事が終わり、じゃあ会計にしましょうという時。        その際に、こんなことを言い出す人がごくたまにいてビビる。               「個別会計にしましょ。」           「へ?」          「え、だから個別会計」          エーーーーーーーー! ちょと待てーーーーーい!            前提として、我々はすでにいい大

クリームソーダ営業戦法

あなたは今、先方とここ一番の打ち合わせのため、少し落ち着いた雰囲気の喫茶店にきている。 高鳴る鼓動、入念な脳内シュミレーション。 期待と不安が入り混じった感情が錯綜する。     さあ、この超重要な局面において、あなたはどんな飲み物を注文するだろうか。        「ブラックコーヒー」     たいていの営業マンは、そう言うだろう。   多分、正解だ。 100人営業マンがいたら99人がそれを頼むであろう。     せめて、少し外しても紅茶までが限界だ。       

遊びの写真が仕事になっていくまで

カメラを初めて持ったのはちょうど2年前でした。 その時は、まだ楽天でサラリーマンをしていました。 ある日、知り合いの方に名刺デザインを頼まれ「印象付けるために顔写真を入れましょうよ」と提案。 初めて自分でエントリーモデルの一眼を買って、見よう見真似でプロフィール写真を撮りました。 その時は、SDカードを入れないと写真が撮れないということすら知りませんでした。       ●コーヒー1杯で写真撮ります企画 それからは、写真を撮るのがなんだか楽しくなりすぎて「コーヒー1杯

【金持ち批判と自己申告】

例えば「カルロスゴーンが逮捕」みたいな新聞社のデジタルニュースに寄せられるコメント欄を見ると、「これだから経営者は皆悪だ!」とか「金持ちはやっぱり精神まで腐ってるな」みたいなコメントが大量に溢れかえっているのを良くみかける。   ただ、これらの批判は「自分が満たされていないことの自己申告」になってしまってるよなあと常々思う。      そもそも「金持ち」という言葉を使う人に、自分は卑しさを感じてしまう。   まるで、「自分は一生貧しいままだけど、彼らは悪いことをして私腹を肥

【遊びの対価】

究極の問い。遊びはお金になるのか? 少し長いですよそこの奥さん。 ダニエルが「遊びを突き詰めて仕事にする」とか「個の創造性を社会から解放する」と言い始めてから実際に会社を作って早3ヶ月が経つ。 ありがたいことに「自分もダニエルズアークで働きたいっす」みたいなお声かけやfacebookやLINEなどのお問い合わせをたくさんいただくようになった。 それらを見ていて、やはりそういう潜在的な想いだったり願望をけっこうな数の人が持っていて、そういう社会に向かっていくんだろうな

金持ちと貧乏で幸せレベルは違うのか?

僕はいま、新大久保の雑居アパートみたいなところに4人でルームシェアをしています。 大学の頃から数えて今年ちょうど6年目を迎えます。 友達や会社の人などに話すと「え、信じらんな〜い」とか「プライベートは?」などと聞かれますが、一言で言うと「超楽しくて快適」です。 はい、もちろん4人で住んでいるので超狭いことには変わりないですが、普通の社会人の賃料の2分の1くらいで住めて、新宿、渋谷も、チャリで15分くらいで行けます。帰ってきて話す相手も一緒に遊ぶ相手もいます。 無難な言