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X100Fを手放したので、SONYのカメラにCanonのパンケーキレンズつけてみた

気軽に持ち歩けるスナップ単焦点が欲しかった

年末年始でカメラ用品の整理を行い、SONY α7RⅡとFUJIFILM X100Fを手放しました。
X100Fは素晴らしいカメラでしたが、普段の主な被写体が愛犬でありオートフォーカス速度がまったくついていけませんでした。じゃあα7Ⅲがスナップカメラになるようなレンズを買おう、と考え行きついたのがこれ。

SIGMA MC-11 + Canon 40mm F2.8 stm

SIGMAの「MC-11」はSIGMAのキヤノン EFマウント用レンズをSONY Eマウント用カメラで使うためのマウントコンバーターです。
こちらにCanonのパンケーキレンズ「40mm F2.8 stm」を取り付けました。MC-11でCanonのレンズを使うことは当然ながら動作保証対象外となりますので、動作しないとか、使うことによって不具合が出ても何も言えません。あくまで自己責任という事になります。

同じような性能のレンズとしては、以下のようなものが考えられます。

そうなんです。
いっぱいあるんです。
こんなわざわざコンバーターとかつけなくても、選択肢はたくさんあります。ただ今回は、MC-11をそもそも持っていたこと、妻がキヤノンユーザーのためレンズ資産を共有できること、価格が最も安かったことからあえてこれを選びました。

で、結局使えるの?

まだこの組み合わせでスナップ撮影をしていないのですが、自宅で様々な条件で試した限りではまったく問題なく動作しています。
正直、細かい設定をいじっていくと、多少不安定だなと思う時はあります。しかし適当に流し撮りする時(AF-Cで、絞りは開放でみたいな)においては不便さはありません。フルサイズ40mmでF2.8という程よい標準域と結構あるボケ感は、撮るのが非常に楽しいですね。最短撮影距離も0.3mなので、テーブルフォトも問題なく撮れます。

AF-Cが問題なく動作します

結論:MC-11持ってる方ならお勧めの組み合わせ

マウントコンバーターのせいでパンケーキは台無し

装着すると、マウントコンバーターの分長さがでるので、結局先述の単焦点レンズ達と大差ない大きさになってしまいます。
また、中古価格ではMC-11は2万円前後、40mm F2.8 stmは1.2万円前後ですので、両方を新規で買うという場合にはサムヤンの35mm F2.8が新品で購入できるくらいの金額にはなってしまいます。両方とも持っていない方については、きっとサムヤンを買った方が幸せになれます。
一方で、MC-11を既に持っているという方には僅かな金額でスナップ単焦点が手に入るのでかなりお勧めです。メーカーがちぐはぐになってしまうことに抵抗がある方は、せめてキャップだけでもSONYのものに買い替えるとかして、ごまかしてください・・・

Yuz.


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