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アプリの進化は四半世紀前のカメラを復活させる!?

Canonのデジタル一眼で最初にCMOSセンサーを使ったカメラが2000年発売のEOS D30だと記憶しています。当時はCCDの方がメインでCMOSは廉価版のような空気でしたが、現在ではほぼ全てがCMOSです。有効画素数は311万画素ですがカメラとして最初からパッケージされた、最初のCanonデジタル一眼として、長らく愛用しました。

昨今のAiを使ったアプリの進化に興奮して、初代CMOS機は現代のアプリで生まれ変わるのか、強い興味が湧き当時撮影したRAWデータ(形式はCRW)を現像し仕上げてみました。

撮影時設定のままDPPで現像 / ISO 1600
当時としては無謀な高感度です
Adobe Camera RAWでシャドウを思いっきり持ち上げて現像
色調整、階調調整を加える
ほぼ見えていなかったゴンドラのワイヤーもハッキリ見えてきました
Adobe Camera RAW現像後 Topaz Photo AIでシャープネスを追加
左 撮影時のまま現像  右 Topaz Photo AI処理後

24年前の黎明期にあったカメラでも、目立ってシャドウ再現が悪いということもなく、現像次第で過去のデータも難なく使えそうな予感です。1つ残念なのは、無理矢理シャドウを明るく補正したいとき、残念ながら純正のDPPよりもAdobeCameraRAWの方がすぐれている点は付け加えておきます。

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