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デジタルカメラの色彩コントロール-2

カメラ内蔵のPS「風景」に不満あり
第2弾としてオリジナルPSを作るための意図と、その中身をお見せしながら、PS制作の一端を紹介します。VIVIDは私のFBで2018年に一度発表しているのですが、2022年末にリニュアルさせました。

初期状態でEOSにはいくつかのPS(ピクチャースタイル)が内蔵されています。鮮やかな再現としての選択肢は「風景」となりますが、どうしても不満を感じてしまいます。次の作例は内蔵のPS「風景」とオリジナルの「VIVID2022」の比較です。

左-内蔵「風景」  右-オリジナル「VIVID2022」

内蔵の「風景」には以下の様な不満を持ちます
1)青空が不自然なまでの派手さ
2)緑が明るくなりすぎて絵のよう
3)全体にシャドウが浮き上がった印象で軽い

その結果改良点を以下の様に考えました
1)彩度を無理矢理上げない
2)写真的滑らかな階調と暗部のしまりを出す
3)肉眼で感じた色毎の刺激に近い印象とする

ベースのPSとして常用の色彩バランスを目指しています。

その結果制作した「VIVID2022」と他のPSを比較した画像を紹介します

左から「スタンダード」「風景」 オリジナル「VIVID」「VIVID2022」
WBは全て{太陽光」

小さな画像では見にくいと思いますが、派手すぎない濃厚な階調と色彩を目指しています。また、あまり細かく特定の色彩を編集してしまうと、ボケた画像の場合にはトーンジャンプが出やすくなるので、可能な限りシンプルな補正内容としています。PSの中身は次のスクリーンショットで紹介します。もっと鮮やかさが欲しい場合はさらにカメラやDPPの現像設定で、「色の濃さ」を調整すると良いでしょう。

ベースとするPSは「ディテール重視」で「6軸色」の調整で殆どを作り、より強力な編集が出来る「特定色」はごく一部のみ調整しています。
以下のリンクからPSファイルをダウンロードいただけます。CanonのPictureStyleEditorに読み込んでいただければ、中身を見ることも可能な、ロックの掛かっていないデータとなっています。


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