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ピクチャースタイルは普段何を使ってますか?

2回ほど面倒くさい話が続いたので、少し小ネタです
ピクチャースタイルの選択にあまり頓着無く、後からなんとかするので、何でもいいや。という人やよく分からないので触らない変えない、という人が多いように思います。

ものぐささんには「オート」をお薦めします。

PS=オート  WG=太陽光
PS=スタンダード WB=太陽光
PS=VIVID2022 WB=太陽光

「オート」PSは被写体によって効果が微妙に変化する特性です。スタンダードとの差が全く分からない場合もありますが、大きくスタンダードとは違った仕上がりになるのが、青空を含む画像だと思います。参考のために2回目で紹介したVIVID2022の画像も比較用に掲載しました。
大きく括ってしまえば、少し鮮やかで少しクッキリした印象に仕上がるようです。RAWメイン派でも案外弊害がありません。DP店でプリントをしてもらうと、総じてクッキリ鮮やかな仕上がりになるのと似てますね。

ピクチャースタイルの有効性をお話ししていますが、有効なケースと無効なケースがあります

<有効>

  • カメラで生成したjpeg

  • 純正RAW現像アプリ 「Digital Photo Professional(以後DPP)」で現像するとき

  • 動画撮影の時

<無効>

  • 社外品アプリでRAWデータを現像するとき(Camera RAWをエンジンとする、PhotoshopやLightroom ほか)

DPPは鈍いとか使い方が分からないとか、不評もあると思いますが、純正アプリでもカメラが作り出す色彩を忠実に再現できるアプリはDPPくらいではないでしょうか。Camera RAWなどでは、カメラの最大性能は発揮出来ていないかもしれませんね
カメラの新製品は多く発表されていますが、色彩に関するアピールはあまり聞いたことがありません。FUJIFILMのフィルムシミュレーションが少しずつ増えているだけのように思います。単にスペックとして、画素数やダイナミックレンジを競うのではなく、どの様な色表現なのかもっとアピールしてほしいものです。


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