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メディア出演は双刃の剣

昨年載せた記事の中で

(10)メディア出演は「諸刃の剣」
出ても上位に残っていないケースも良く聞こえてくるし、逆もあり。だからそんなにアドバンテージ無いと思う。出たい人はオーデシション受けよう。ただし、選考の資料が増えるので双刃の剣?

と記した。

アナウンサーESで「メディア出演歴は?」「ミスコン出たことは?」の項目があるが、あの箇所は自慢大会の場ではなく実は

「それを聞いて提出物以外の映像・写真を探すため」

聞いているものと考える。以前に出演した「メディア出演時」の映像が自身に撮って完璧なものであれば「OK」となるのであるが、そんなケースは少ないのではないか?あと学生キャスターは有利!みたいなことをよく見かけるが、その局を受ける際に実際の「動画」がたくさん残されていてそれを見て「判断」されている場合もあると思うし、もっと気になるのが「放送局系アナウンススクール」の「カメラテスト講座」。講師は多くの場合がその局のアナウンサー。実際の選考でも出てくる人たちである。ということは?「カメラテスト講座」に残された映像は・・・
(以下略)。

要するに「メディア出演」することでアナウンサー採用時に多くの「選考材料」を提供することになるけどそれで良いのか?がこの投稿の本題である。

上記で

「(メディア)出ても上位に残っていないケースも良く聞こえてくるし」

としたが、もちろん誰とは言えないが今年もあったんじゃ無いか?という情報が入って来た。

こうなると

「ミスコン」も「メディア」も実は出ない方がいいんじゃ無いか?

となる。

そこで昨年こんな記事を載せたのであるが

2023年卒で言うとTBSの南後杏子さん、テレビ朝日の荒井理咲子さんだろうか。このあたりは自分も内定したという情報をキャッチするまで存じ上げなかった存在である。

余談であるがTBSが女性アナウンサー採用において
・ミスコンの人を採用しなかったのは11年ぶり(2013年宇垣美里さん(ミス同志社)〜2022年吉村恵里子さん(同)まで毎年一人はミスコン経験者)である。
・早稲田大学卒の人を採用したのは1996年の広重玲子さん(現在はアナウンスセンターではない)以来27年ぶりである。

来年の某キー局もそんな感じの人(名前で検索してもあまり情報が出て来ない人)が何人「も」存在すると聞いている。

「ミスコン」も「メディア出演」も「事務所所属」もない方がいいんじゃ無いか?

キー局アナウンサー採用もそんな時代に突入したのか?と考える今日この頃である。


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