秋の桜葉 Vario-Sonnar
秋桜はコスモスで葉桜は概ね新緑の季節まで。晩秋に至って桜の葉を撮るのもまた一興だろうか。
ヤシカコンタックスの Vario-Sonnar 80-200mm F4 はフィルム時代は所有しておらず、最近使うようになった。絞りF4開放で望遠端だと被写界深度が浅く、ビューファインダーの拡大機能を使わないと焦点を合わせるのが難しい。
新録の時期とは異なる色合い。
高さのある梢枝は足で寄ることができないので、ズーミングで構図を決められるズームレンズは便利である。
斜光で明暗差が大きく露出決定が難しい。自動露出だと構図の変化に敏感に反応するのでマニュアルモードに切り替えた。ミラーレス一眼はライブビューなので段階露光の必要はない。カメラ側の設定でコントラストを少し下げた。
朽葉色になって落ちる葉と緑のまま落ちる葉がある。
樹種は染井吉野と書いてあった。樹高は10メートル以上あるだろうか。
大きな樹体を支える幹と根は立派なものである。
桜ではない低木の葉で種類は分からない。フードを付けても直射日光がレンズ前面に当たる角度でしか撮れず、画面左下側はフレアが出てコントラストが低下している。助手がいれば傘でハレ切りして欲しいところ。
フードが効いてレンズ本来のコントラストが出た。
日々草は初夏から晩秋まで花を咲かせ続ける。冬の寒さには弱いので鉢植えにして室内で越冬させると聞く。