チルトorバリアングル論争

皆さんこんにちは。カメラ・写真・機材好きなひとです。
今回は、デジタルカメラのチルトorバリアングル論争について少し。

よく、デジタルカメラの論争にチルトか、バリアングルか、というものがあります。チルト派の大きな論点は「カメラの光軸がズレるバリアングルはダメだ」を経て「スチル重視の方はチルト一択だ」というものです。
動画中心の方が自撮りを必要とするために、バリアングルを使うので、スチル重視の人にとってはバリアングルは邪道だ!的な言い分が多いような気もします。

ただ、ちょっと待ってください。
まず、スチル重視の人はバリアングルは邪道だという言い分ですが、そもそもフィルムカメラにチルトってありましたか?あるわけないですw
もちろんバリアングルもないですが笑
スチル重視の人はチルトを使うことは邪道ではないのでしょうか?笑
フィルムカメラ時代に、撮った画像がすぐに見れないのは当たり前で、チルトもバリアングルも関係なかったわけですよ。
カメラは一部の特殊な撮影をする以外は、基本的にファインダーを覗いて撮影していたわけですから、そもそも背面液晶を見て撮影する(撮影した画像をその場で見る)ということ自体が邪道なのではないでしょうか?

ちなみに私はチルト派に対して否定的な意見を言っているのではなく、カメラの使い方の問題なのですから、どちらがいいとか邪道とかどうでもいいですし、それをあたかも大勢の意見だというような流れがとても気分が悪いのです。
これはまさに今のSNSの誹謗中傷問題の縮図ではないかなと思います。
今の時代、多様性を重視するとか建前上はいいことを言っておいて、少し外れた言動をすると袋叩きにする。かなりうんざりしています。

カメラというか世の中の製品はメーカーが精魂込めて作ってくれています。
もちろん苦情や批判が製品をよくするという側面もあるでしょうが、ないものを作り出すということに対するリスペクトが足らなすぎると感じています。
カメラメーカーだって売れないカメラを作りたいわけではないはずです。文句を言うなら買わなければいい。それだけです。
バリアングルが気に食わない。じゃ買わなければいいだけです。チルトじゃないから買わなかった。それでいいと思います。

みんな文句を言わずに、自分の好きなものを買いましょうよ。
そして人が持っているものをけなしたり、おとしめたりするのはやめましょうよ。
好きなものを買って、好きな使い方をする。
そして誰からも文句を言われない。
それこそが真の多様性じゃないでしょうかね?

って、ちょっと話がずれている気もしますが笑

という私は何派かと言いますと、断然バリアングル派です!
私は友達や家族と一緒に写真を撮るのが大好きですので、バリアングルで自撮り形式で一緒に写真を撮ります。
なので、バリアングルが好きです。
正直チルトを買うなら、固定式液晶でいいです笑
でも別に人がチルトを好きな人を批判したり、バリアングルが真のカメラ好きの選ぶカメラだ!と言う気は一切ありませんよ。

私なりのチルトorバリアングル論争への意見でした。

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