それで皆が幸せになるのなら…
それで皆が幸せになるのなら…
海外駐在、海外出向、現法勤務等、会社の状況や、役職によって現地での立場や業務内容は変わると思いますが…
最初のアメリカはサービス要員として、お客様先へ出向き、定期点検やら修理対応。
二度目は技術サポートスタッフとして、主にオフィスで対応。必要ならば現地へ飛ぶ。
その実、現地へ行けば、出張者の送り迎えや滞在期限の管理、その他諸々、時には観光案内の添乗員。
現法内にはサービス部門やサポート部門が有るけれど、私は技術部門。 日本の責任において行われる納品はサービスやサポート部門の管轄外なので技術部門担当。
サービス部門やサポート部門で対応不可能になるとドキュメントの不備とかで技術部門担当。
挙げ句の果てには納品がうまく行っていないとお客様が激怒して日本から対応チームが来ると、おまえらいったい何やってんだ!と、かつての同僚や上司に技術部門がお叱りを受け、って…
をいをい、納品は日本の責任でやってんだろ!
などとは口が裂けても言えず…
極めつけは、あいつ等バカだからよ〜と対応チームが見捨てた米人サービスマンはドキュメントが悪いからだと責任転嫁。対応チームが見捨てた時に助けてあげたじゃないの〜
まぁ、最先端の装置を輸出している会社の技術部門からの出向だから、現地でのトラブルは余程の事がない限り現法には責任は無いのは確かですが…
はいはい、良いですよ、皆で責任を私に押しつけて、それでみんなが幸せになれるのなら…
別に技術部門の責任を私一人で背負ってるなんて思ってはいませんけどね…
けれども、そういう対応をしていると、米人組織の中で同じような立場を経験していたり、対応をしている人とは気持ちは通じるわけで…
ある時、フロリダやバーモント等、東海岸から米人技術者がサンフランシスコに集まりました。
ナパヘ行くぞ〜とお声が掛かったので行ってきました。日本人は私一人、でも楽しかった…
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