ベイカレント等の国内高成長DX企業を遥かに超える規模と成長姓を持つ米国DX企業Globant決算 : ピカピカな業績と圧倒的な将来性

今月は国内DX企業で高成長と好業績を出している企業の分析をしてきましたが、結構ベイカレントやDX企業の注目度が高いのだと感じました。
https://note.com/phoenixwithbiz/n/n68d421eed7d6

今回は、米国で国内DX企業を圧倒して成長しているGlobantの決算が2/17に出たので、こちらの企業の分析をしようかと思います。米国DX企業の概観は次回まとめて書きたいと思います。

Globantとは : ベイカレントなど国内ピカピカDX企業を圧倒する米国DX企業

Globantは米国でDXをコンサルから開発まで行っているthe DX企業です。

これまで使ってきた国内DX企業群と数値を並べてみてみましょう。(時価総額等前回からそこまで時間経っていないので数値更新していません。)

ベイカレントやサンアスタリスク 、Shiftと同様に非常に高いPERで評価されていることがわかります。

売上(単位:100万円)

時価総額(単位:100万円)

売上高が高い順に左から並べていますが、Globantやベイカレント 、Shiftが売上高に対して非常に高い時価総額がついているのがわかります。

Globantのサービスラインは下のようにな形で、Agile、AIなど最先端のDXをFotune500レベルの企業に対して提供しています。

下のスライドを見てもらうとわかるかと思いますが、売上規模はまだ1,000億円程度ながら、アクセンチュア、デロイトなどと肩を並べる企業です。米国市場で見たときに、DXといえばアクセンチュアとBig4、代理店系などがメインプレイヤーとなっており、日本でいうベイカレントやサンアスタリスクのように、いつもの大型プレイヤーの代替企業として、エッジの効いた新進気鋭のDX企業としてのポジションを確立し、広大なマーケットでうまく成長できている企業であることがわかります。

Globant決算

まず、決算に関しては、2021年の売上成長率59.3%、営業利益率11%、純利益率7%、EPS$2.28でコンセンサスも上回り、素晴らしい決算でした。

では、Globantの主要KPIを二つの売上成長ドライバーと安定した利益率、として分解して分析し、その将来性を見ていきましょう。

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