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【超解像】EF200-400mm F4 L IS USM EXT×1.4は最強の選択肢 

どんなカメラ機材を使っていくのか。それは永遠のテーマである。
『帯に短したすきに長し』という言葉があるように絶対にこれでOKというような機材はないのが事実。
でも,極力この一本があればOKというようなカメラ・レンズを使っていけば,どんどん新しく素晴らしい製品が出ている現在,ポンポンとレンズを買い替えなくて済むだろう。
今回は私のメインレンズである。『EF200-400mm F4 L IS USM ext×1.4』を紹介する。このレンズはしっかり解像するので最強のレンズだといえる。


レンズの概要

EF200-400mm F4 L IS USM EXT×1.4は2013年5月30日に発売されたちょいと古めのレンズである。
そんな古いレンズ使いたくないなあと思った方もいるかもしれないが,これがしっかりと写る。そして今RFの白望遠なんかを買おうもんなら150万くらいする。さすがに買えない。
このレンズは今ディスコンになっているが中古でいい玉が出ることがある。私は中古50万円ほどで購入した。
以下に簡単なスペックを載せる。


まあ言えることは少々重いということ。EF500mmの2型が3190gなので通称ゴーヨンよりも500g重い。まあそれ以上のデメリットは無いので,重さが許容できるのであればOK。

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを売却した私

35~40万くらいするキヤノンが誇る最強のRFレンズをずっと使用していた。このレンズは軽いし,100mmから500mmまでしっかりと解像する素晴らしいレンズだ。
当たり前だが値段相応の写りがする。素晴らしい。
しかし私には2つ不満があった。
①非インナーズーム
②テレ端の開放F値7.1

この2つだ。
まず ①。EFのナナニッパ(この言い方をすると批判されそうだが)はインナーズームを採用しており,レンズの全長が伸びないタイプ。
このRF100-500はレンズの長さが伸びるタイプ。撮影をしているとレンズの先が柵などにぶつかってしまう可能性がある。(実際私はぶつけたことがある)それは本当に避けたいことだ。光軸がぶれてしまうことがある。

EF200-400mmはインナーズームであり,レンズの長さが変わらないタイプ。ここが本当に魅力。

②テレ端開放F値7.1は昼の飛行機撮影では全く問題ない。F9くらい絞りこむくらいがちょうどよい。しかし,夜の撮影となると話は違う。
F値はできるだけ小さい方がいい
ISO感度がどんどん大きくなってしまうので画像が荒れる。やはり夜の画像でクオリティを出すためには,単焦点のような写りが必要。
そのために私はサンニッパを併用していた。しかし,望遠を2本携帯するのは本当に面倒だった。それなら1本に統一したいなという思いが強くなっていった。(もちろんサンニッパの写りは素晴らしかったが)

EOS R6 mark2 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F9 1/1000s ISO1000
EOS R6 mark2 EF300mm f2.8 L IS ⅱ USM+EXTENDER EF ×1.4 ⅲ F5 1/8 ISO8000

作例

いつも撮影で使っているのはこの組み合わせである。
EOS R3とEF200-400mmである。

R3の無双感も素晴らしい。R3に関しては以下の記事を参照。


EOS R3 EF200-400mm F4 L IS USM F4 1/320s ISO8000

羽田空港の朝。第3ターミナルビル展望デッキから撮影。エクステンダーを入れない400mmまでの画質は本当に美しい。エアバスA350が美しく光る。


EOS R3 EF200-400mm F4 L IS USM F6.3 1/800s ISO2500

エクステンダーを入れるとやはり多少画質は落ちてしまう。しかし,560mmまで引っ張ることができるのは素晴らしい。晴れた日では画質は申し分ない。

ワンタッチでエクステンダーのON・OFFができるのがとても素晴らしい。

EOS R3 EF200-400mm F4 L IS USM F4 1/8s ISO8000

雨の日の北風時。羽田空港第3ターミナルビル展望デッキから撮影。400mmでちょうどいい感じに収まる機体。雨上がりで路面が濡れているとAFもとても来やすい。

重さというデメリットを考えなければ本当にすばらしいレンズである。
では,重さの面をどのようにクリアしていくのか。

重くても大丈夫。

私はこのレンズを手持ちで使う時もあるが,R3とマウントアダプター,そしてレンズ本体とあわせると全部で約4.5kg。長時間は結構厳しいものがある。

そこで使用しているのが,一脚や三脚だ。

私が使用している一脚はレオフォトのMP-364Cである。太い一脚はとても安定感がある。雲台は使わなくて直付けでもいいのであるが,アルカスイス互換で使用するのがとても楽なので,雲台も使用している。

使用している雲台はKoolehaoda GH-3 のジンバル雲台である。価格は2万弱でとても安い部類に入る。安定感も申し分ない。

持ち運びは以下の写真のような感じ。この後説明する三脚も一緒に入れている。

一脚と三脚が入る素晴らしいケース

マンフロットの三脚ケースは本当に素晴らしい製品だ。
ゆせふ氏の動画で見て買いたくなった。使っていて不便さを感じたことはない。

この動画結構おすすめ。

三脚はレオフォトのLS-365CEXとビデオ雲台のBV-15を使用している。

やはり三脚は軽さと太さだと思う。持ち運びがしやすい質量であるだけでなく,安定感を兼ね備えているのが,このレオフォト製品だ。
もちろんジッヅォとかザハトラーが素晴らしいんだが,低価格で使いたいので私はレオフォトを使用している。


以上がレンズの紹介となる。まだまだ出し切れていない情報がたくさんあるので今後の記事も楽しみにしていてほしい。


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