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救いの単語達

noteに言葉を綴るのは大分ご無沙汰してしまいました。

私は今まで自分のことを非恋愛体質と表記することが多かったけれど、去年辺りから更に突き詰めるとアロマンティックということが判明。
これについてわかりやすいと思われる説明があったのでリンク貼っておきます。


とにかく、他者に恋愛感情を抱かないのがアロマンティック
自分の場合、未体験でも性的表現にあまり抵抗がないのでこちらに当てはまると思いました。(小説や作品でそういう場面に遭遇しても結構ドキドキしてしまう)

昔は恋愛できないことには悩みました。
周りは皆当たり前に好きな人や彼氏彼女がいたりするのに何故自分だけいないんだろうと。

20代前半でネット上での異性の友人がいた頃にぶっちゃけて相談したこともありました。
「心配しなくても今できなくてもいつかできるもんじゃない?」と無責任な言葉を放たれ、当の本人は恋愛体質だったらしく気付けば結婚していて、友人のパートナーから万が一浮気相手と思われるのが嫌で、向こうが忙しくて連絡が途絶えがちだった頃にメール拒否や連絡先消去して縁を切りました。
酷いことをしてしまったかもしれないけど現代はこういうことには厳しいので、あの頃の判断は正しかったと信じたい。

異性という存在は、面と向かって話すのは苦手だけどネット上だと仲良くなりやすい傾向が昔はあり、20代後半でたまたま地元が一緒な人と実際会って食事に行ったこともあった。
異性と二人っきりで会うのはこれが初めて。
ただ、当時流行中だったマッチングアプリで婚活していて複数の異性と仲良くしいてたことに違和感を覚え、割と早めに縁を切った。
この性別ならこれができないとおかしいとか、なんでそれにあった格好ができないの?とか説教くらったこともあったが、年上だったので考えが頑固でそれはそれで仕方ないと思った。

当時の自分もちょっとイカれた部分があり、この友人と上手くいけば結婚まで辿り着けたらいいななんてことがチラついていた。(自分は恋愛できなくても相手が好きになってくれれば…というわけのわからない甘い考えもあったあの頃の自分には蹴り入れたい)
30手前はたぶん一瞬そういうことに悩み苦しむ第一関門みたいな時期だったと思う。
40手前にももしかしたら第二関門が訪れるのかもしれない。

何があっても大事なのは自分がどこまで自分を大切にできるかどうか。
周りの動向に焦って恋愛や結婚をする必要はない。
そしてアロマンティックアセクシュアルといった単語達に出逢えてよかったし非常に救われました。

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