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スターツ出版、高成長持続

スターツ出版<7849>は
小説・コミックの提供と
レストランやビューティサロンなどの紹介が
主要ビジネスです

書籍コンテンツ事業では
運営する小説投稿サイト
「野いちご」に投稿され
人気となった作品を
文庫、単行本に書籍化(紙媒体化)
或いは
コミック化して提供しています

メディアソリューション事業では
ビューティサロン、ホテル、レストランの予約サイト
「OZのプレミアム予約」を運営しています
また
サロン、レストランを紹介する
雑誌「OZマガジン」を発行するほか
情報サイト「OZモール」「メトロミニッツ」や
コミュニティサイト「東京女子部」を運営し
広告収入などを得ています


【7~9月の利益は3倍】
2022年12月期
第3四半期(7~9月)業績は
売上高:前年比50%増の18億5千万円
経常利益:同3.1倍の4億9千万円
となりました

第2四半期(4~6月)の
売上高:前年比27%増(16億4千万円)
経常利益:同76%増(4億6千万円)
に比べ伸びが高まりました


書籍コンテンツ事業は
売上高:前年比64%増(12億円)
営業利益:同80%増(5億7千万円)
となりました

第2四半期の
売上高:前年比22%増(10億1千万円)
営業利益:同29%増(4億5千万円)
に比べ大きく伸長しました

書籍・コミックの売上は
コロナ感染が拡がる中
「巣ごもり需要」の影響で拡大していましたが
7~9月はコロナ感染が落ち着きつつある中でも
更に大きく伸びています

20年8月創刊の児童向け文庫「野いちごジュニア文庫」
21年創刊の男性向け電子・紙媒体「グラストNOVELS」「グラストCOMICS」が
順調に売上を伸ばし業績寄与しています

個別コンテンツでは
「鬼の花嫁」が
電子コミックの販売好調に加え
8月に発売した紙コミックも売上を伸ばし
「スターツ出版文庫」が販売している原作小説も人気が持続しています


メディアソリューションは
売上高:前年比29%増(6億6千万円)
営業利益:同9千万円改善(5千万円の損失)
(1億4千万円の損失)
となりました

「プレミアム予約」が
コロナ感染の落ち着きにより
少人数の飲食・宿泊を中心に予約が回復しています

「OZマガジン」「OZモール」などの情報メディアは
ヘルスケア、コスメティック商品の販売促進分野で
売上が伸長しました


【上ブレ期待】
会社側は
通期業績について
売上高:前年比16%増の65億円
経常利益:同51%増の14億円に
と予想していますが

第4四半期(10~12月)が
売上高:前年比7%減の16億円
経常利益:同35%減の2億1千万円
と、売上・利益ともに前年を下回っても
会社予想を達成できます

コロナ感染が落ち着いても
書籍・コミック販売において
人気作品が売上をけん引する状況は続くとみています

「プレミアム予約」は
外出が活発になることにより
更に拡大することが期待できます

通期業績は会社予想を上回る公算が大きい
と考えています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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