仮設材販売・レンタルのタカミヤ

7月下旬から
決算期末が3月、6月、9月、12月である企業の
決算発表(2019年4~6月期) が始まりました
今後発表される四半期業績が好調な企業は
決算発表前後に株価が上昇し
その後も株価は堅調に推移することが期待されます

建設現場の足場など仮設材を販売・レンタルする
タカミヤ<2445>(旧社名:SRGタカミヤ)は
直前の四半期である
19年1~3月業績が好調であったため
4~6月も業績は良好であったと推測されます


【建設のほか農業も寄与】
19年3月期
第4四半期(19年1~3月)業績は
売上高:前年比12%増(103億円)
経常利益:同3.8倍(7億円)
(前年:2億7千万円と過小)
と好調でした

販売事業は
売上高:前年比42%増(34億5千万円)
営業利益:同4.5倍(3億5千万円)
(前年:8千万円と過小)
(営業利益は本社費用など調整前)
と大きく伸長しました
注力中の
グリーンハウス(ビニールハウス)が
売上大幅増に寄与しました
現在の日本人の伸長に対応した
足場から上の足場までの高さが190センチのシステム
「Iq」の販売も好調です
製造子会社の統合によるコスト削減効果のほか
前年まで販売事業に計上していた費用の一部を
共通費用に振り替えたことから
大幅増益となりました

主力の
レンタル事業は
売上高:前年比14%増(60億1千万円)
営業利益:同71%増(7億7千万円)
となりました
民間建築向けに加え
着工の遅れが目立っていた土木・橋梁向けも
需要が拡大しました
レンタル資産への投資が一巡したことも
利益増に寄与しました

海外事業は
売上高:前年比42%減(8億6千万円)
営業損益:同1億円悪化(2千万円の損失)
(前年:8千万円の利益)
となりました


【会社予想は10%増益】
20年3月期業績の会社予想は
売上高:前年比6%増の447億円
経常利益:同10%増の29億2千万円
ですが

国内の建築・土木工事は
活発な状況が続きそうであり
グリーンハウスの好調も見込めるため
会社予想を上回る業績が期待されます


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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