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SMS配信のアクリート

企業のSMS(ショートメッセージサービス)配信を代行する
アクリート<4395>の
2022年12月期
第3四半期(7~9月)業績は
売上高:前年比2.6倍の18億8千万円
経常利益:同4.5倍の4億4千万円
と高い伸びとなっています

21年9月に
国際網を主としてSMSを配信する
株式会社Xoxzoを
21年10月に
「学校安心メール」「自治体安心メール」を提供する
株式会社テクノミックスを
子会社化した上乗せ効果があります


【自治体向け牽引】
国内においては
電話、郵送やEメールに比べ高い開封率に対する認識が高まり
企業と個人の間のコミュニケーション手段として
SMS配信を利用する企業、団体および利用頻度が増加しています

特に
PCR検査結果などの連絡や
コロナの自宅療養者への健康状態の確認手段などにおいて
自治体など行政サービスによる
SMSの利用が増えました


海外においては
主な事業活動地域であるベトナムにおいて
停滞していた経済活動が平常に戻りつつつあることから
SMS配信が増加しています

また
円安が
海外子会社の収益を押し上げました


【通期利益の会社予想は2.7倍】
会社側は
通期業績予想について
売上高:前年比2.2倍の61億2千万円
経常利益:同2.7倍の12億2千万円
と予想していますが

第4四半期(10~12月)が
売上高:前年比74%増の15億1千万円
経常利益:同54%増の2億円
となれば、会社予想を達成できます

SMSを利用すると
企業や自治体は
顧客や住民とのコミュニケーションを
電話や紙のメールからSMSに替えることにより
受け手による確認の確実性が高まる(開封率の上昇)だけでなく
作業とコストを削減することが出来ます

コロナ陽性者への連絡における利用をきっかけに
特定検診の案内、税金支払いの催促など
自治体による利用が増加しています

今後も
企業、自治体のSMSの利用数は更に高まると予想され
業績も中期的な成長持続が期待されます


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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