タイヤのフジ、2~4月は35%増益

東北を地盤に
タイヤ、ホイール販売店を展開する
フジコーポレーション<7605>の
業績は堅調です

直近の四半期である
の2019年10月期
第2四半期(19年2~4月)業績は
売上高:前年比4%増の79億6千万円
経常利益:同35%増の7億4千万円
と順調です


【既存店好調】
月次の既存店売上高は
2月:前年比9%増
3月:同13%増
4月:同4%増
と好調に推移しました

タイヤ・ホイールの売上高は
前年比1%増(67億6千万円)
となりました
この2~4月は
販売地域における降雪量が平年に比べ少なかったことから
販売数量は伸び悩んだものの
需要が高級品と廉価品に二極化していることに対応し
高級品販売に注力し
売上は前年を上回りました

サスペンション、マフラー
内外装パーツ、工具
ドライブレコーダー、カーナビなど
用品販売が
同65%増(5億9千万円)
と大きく伸びました

販路別では
店舗:前年比8%増(55億5千万円)
本部:同2%増(24億2千万円)
となりました
店舗販売が好調な一方
本部販売は
カーディーラー、ガソリンスタンド向けが伸び悩んだ
と推測しています


【通期会社予想は3%増益】
通期業績の会社予想は
売上高:前年比2%増の335億円
経常利益:同3%増の29億5千万円
ですが

下期(19年5~10月)が
売上高:前年比3%減の125億円
経常利益:同69%減の2億円
と、売上利益ともに前年を下回っても
会社予想を達成できます

これに対し
5月における月次売上高は
既存店:前年比2%増
全社:同3%増
6月は
既存店:前年比16%増
全社:同9%増
となりました
通期業績は会社予想を上回る公算が大きい
と考えています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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