医学生物学研究所、4~6月も好業績を期待

7月下旬から
決算期末が3月、6月、9月、12月である企業の
決算発表(2019年4~6月期) が始まりました

今後発表される四半期業績が好調な企業は
決算発表前後に株価が上昇し
その後も株価は堅調に推移することが期待されます

臨床検査薬を開発する
医学生物学研究所<4557>は
直前の四半期である
19年1~3月業績が好調であったため
4~6月も業績は良好であったと推測されます


【主力、第2の柱とも順調】
2019年3月期
第4四半期(19年1~3月)業績は
売上高:前年比24%増の21億6千万円
経常利益:同2億9千万円改善の1億8千万円
(前年:1億2千万円の損失)
と好調であったといえます

主力の
免疫疾患検査試薬の売上が
堅調に推移しました
また
中国において
親会社であるJSR<4185>の診断薬原料の販売拡大に加え
中国現地メーカー向けに診断薬原料の生産を開始したことも
収益寄与しました

第2の柱として注力している
遺伝子検査試薬も
大腸がんの治療方針決定に利用する検査薬が
大きく伸長しました


【20年3月期は81%増益予想】
会社側は
20年3月期業績については
売上高:前年比5%増の86億円
経常利益:同81%増の10億円
と予想していますが

免疫疾患・遺伝子関連ともに
検査薬需要は堅調な状況が続きそうであるため
会社予想を上回る業績が期待されます


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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