2020年グレートコンジャクション、そしてグレートミューテーションについて
占星術は、私たち(地球)から見た星の動きで占います。
グレートコンジャクションとは私たち(観測地点)から見て木星と土星が重なることを言います。
木星と土星が重なるのは、およそ20年に1度で、そう頻繁に起こることではないので、グレートコンジャクションが時代の節目になると考えられます。
次のグレートコンジャクションは、2020年12月22日に起こります。
しかも、今回のグレートコンジャクションは、特別なのです。
何が特別なのかというと…
1842年から1961年まで、グレートコンジャクションは「土の星座」で起こってきました。
土の星座というのは、牡牛座、乙女座、山羊座です。
これらの土の星座は「地に足のついた」「物質的な」性質をあらわしています。
イギリスの産業革命から、日本の高度経済成長など、物質的に豊かになろうとする時代と不思議と合っています。
今まで土の星座で起こっていたグレートコンジャクションが、1981年には天秤座で起こりました。
その次のグレートコンジャクションは土の星座牡牛座で2000年に起こりましたが、それを最後に、2020年から先約240年の間、双子座、天秤座、水瓶座の風の星座でグレートコンジャクシャンが起こるようになります。
土の星座から風の星座へ、グレートコンジャクションが起きる星座のエレメントが変わる。これをグレートミューテーションといいます。
風の星座は「情報」「コミュニケーション」などを象徴する星座です。
土の星座の時代とは全く性質の違う時代の幕開けとなるでしょう。
ちなみに前回の1981年の天秤座でのグレートコンジャクションの次の年、1982年にインターネットが出現したことは、偶然にしては出来すぎているような出来事です。
2020年12月のグレートコンジャクションは、水瓶座で起こります。
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