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聞いたことのない音楽を聞いてもらうには

音楽をしていると、少なからず自分で作った曲、いわゆるオリジナルの楽曲を耳にする機会がある。アウトプット編で触れた内容であるが、コードとメロディだけでの楽曲は、あまり魅力的とは言えない。

例えば、バンドサウンドとしてアレンジングされた楽曲が、バランスよく調味されたカレーだとすると、どれだけ良いコードとメロディラインを作ったとしても、とても美味しいお米とスパイスにこだわったカレールーだけ、といった状態でお客様に提供をしている事になる。確かに良い材料を使っているし、悪くはないんだけど、何か物足りないといった印象を抱かれるのは当然である。

カレーで楽曲アレンジを例えると、どのぐらい野菜を炒めるか、牛肉🐄、人参🥕、玉ねぎ🧅をどんな種類にして、どの程度の分量にするか、スパイスは何を選んでどんな配分にするか、サラダは一緒に提供するかといったことを、本来は考える必要があるが、それを上記のお米とカレールーだけになっているというという状態になっている事に、まず気がつく必要がある。

そして、オリジナル楽曲においてもう一点気をつけるべき事として、カレーのスパイスについては、人が好む調合する量が、長いJPOP音楽の歴史から証明がされており、その法則にしたがってまずは調合してみる事をオススメする。

人は見たことのない材料を使っているカレーを食べようと思わないし、そもそもお店に入ろうともしないからだ。この法則にあたる部分については、インプット編で詳しく紹介をしたい。

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