【ヤフコメ再配信】『パリ五輪直前の国民議会解散「危険な賭け」に打って出た仏マクロン大統領に見る「スポーツ思考」』の記事に対するコメント
2024年7月5日10:10投稿
春日氏の10回目の連載では、パリ夏季大会直前にマクロンが国民議会解散を行い総選挙を行ったことに対する話であった。
「危険な賭け」といえば確かであるが、決選投票で左派と組んでルペン率いる右派国民連合の議席の増加を阻止する動きを進めようとしている。国民連合の議席増加の阻止はできても、マクロンが率いる政党が多くの議席を失うという事態は変わらない。
綺麗な状態にしてパリ夏季大会を迎えようと考えていたが、マクロンの求心力が失い連合を組んだ左派政党とのパワーバランスを考えねばならないというなんともいえない状況になってしまう。
トップの間では国民連合の議席増加を阻止することを決めていても、有権者はその通りの投票行動をするかわからない。マクロン憎しの状況なら国民連合に入れることも考えられる。
春日氏はスポーツに見立てているが、この選挙で五輪に関する議論について行われているか触れられていない点は残念である。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？