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#014 日常に、レコードを

 こんばんわ。そふぁーです。少しずつ執筆のモチベーションが低下しておりますが、今週も頑張ってまいります!

 今回はそふぁ〜の趣味、LPレコードの収集に関する投稿です。
「LPレコード??」と思った方、音声データが入る直径30cmくらいの黒い円盤…といえば伝わるでしょうか。いわゆる昔のレコードです。元々は誕生日に専用のプレイヤーをもらったことがきっかけだったのですが、ここ最近は特に収集に熱が入ってます。

 ということで今日は皆さんに、レコード集めで得られたことを3つ紹介したいと思います。音楽鑑賞が趣味の方や楽器経験がある方、何かをひたすら集めるのが好きな方など、幅広い方々に読んでもらえると嬉しいです。


1. アナログ感を堪能できる

 レコードが持つ最大の魅力。それは、様々なアナログを感じながら音楽に浸れることだと思っています。全く同じ曲を聴いても、YouTubeやSpotifyなどで流した音楽とは根本的に出力と受け取りが大きく異なるのです。

 ここで簡単に、レコードで音が鳴る仕組みについて説明したいと思います。まずレコード盤に掘られた小さな溝が針に触れ、その時に生じる振動を電気信号に変換。それをアンプで増幅すれば、音として出力されます。つまり、溝の形状という連続的で変化しやすい情報を取り扱っているのです。そのため、例えばちょっとした埃がついたり、針が少し劣化するだけでも、音がガラリと変化します。おそらく気温や湿度などにも影響されるはずです。

 レコードによくある現象として、音飛びが挙げられます。これは、情報をキャッチする針がほんの少し浮いたりずれたりすることで、流れている曲が数秒先に飛んだり、逆に同じところを繰り返したりするのです。これはアナログ機器のデメリットかもしれませんが、これこそレコードの醍醐味だと思ってます。このご時世、一糸の乱れもない音楽を聴きたければスマホで問題ありません。むしろ、毎回異なるノイズや経年劣化などの質の変化、それらも含めて楽しめるのがレコードだと言えます。

2. 他の音楽に触れる機会が増える

 レコードを収集し始めると、必然的に他の音楽にも触れることになります。これには大きくわけて二つあり、まずは自分のお気に入りに関連する他の楽曲です。アルバムのCDを買って流していたらこっちの曲も好きになったという経験、一度はあるかと思います。他にも近いジャンルのアーティストや、影響を受けたミュージシャンなど、探究の幅はどんどん広がります。

 もう一つの「他の音楽」とは、文字通り全く知らなかった音楽に出会える可能性が高くなるという点です。これは実際の書店 vs Amazon の構図に似ているかもしれません。Amazonなら欲しい書籍を直接注文できるので、せいぜい関連書籍がおすすめされるくらいです。しかし実際の書店では、自分から手に取らないような書籍との思わぬ出会いがあります。そして、レコード収集も同様の可能性を秘めているのです。

 現在はレコードもオンラインで買えることが多いのですが、そふぁ〜は実際のショップに行くことがほとんどです。これは中古の場合に実物を確認したいのもありますが、考えもしなかった音楽に出会いに行っている、とも言えます。たまにはジャケ買いもしてしまいますが、やりだすとキリがないので、財布とは要相談ですね…。

3. 飾るだけでもおしゃれになる

 たとえプレイヤーがなかったとしても、レコードはインテリアとして飾るだけで成立します。落ち着いた喫茶店などで、古いレコードが飾られているのを見たことがある人もいると思います。あんな感じで、レコード本体を額縁などに入れて壁に飾るのもいいですし、お気に入りのジャケットを立てかけておくだけでも充分おしゃれです。

 ここまでくると、もはや本来の目的から離れているかもしれませんが、個人的にはこんな楽しみ方もありだと思っています。そのまま派生して、「レコードが似合うような部屋にしたいな」という気持ちが湧けば、部屋の模様替えにつながるかもしれません。身の回りをガラッと変えてみたい方、いかがでしょうか?

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 そんな感じで今回は、レコード収集の魅力を3つ紹介しました。普段の生活に加えると、どこか暮らしが豊かになるアイテムだと思っています。少しでも興味を持った方はぜひ、タワレコのレコードコーナーにでも足を運んでみてください。中古のレコード専門店なども味があっていい雰囲気です。

 というわけで、そふぁ〜でした。ではまた!

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