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#009 じっくりと、本選び

 どうもこんばんは、そふぁ〜でございます。日没後の1時間ほどの外出でバテてしまうほど、夏に激弱です。

 さて今回は、読書に関する投稿です。そふぁ〜はここ数年の間、年に50冊ほど本を読んでいますが、それらをどのようにして選んでいるのか?ここでは、普段の本選びでチェックしているポイントを3つ、取り上げたいと思います。

 ちなみに、今回の対象はビジネス書や実用本、新書となっています。そふぁ〜自身、小説は年にギリギリ1冊読むくらいの距離感ですので、ご了承ください。

・目次やボリュームをチェックする

 書店や図書館で本を手に取り、まずそふぁ〜が注目するのは目次です。タイトルに惹かれて本を開いたのち、目次や章立てを確認して大まかな内容を推測します。この時点で、自分が期待する内容とズレている場合や、論調がどうにも合わなそうと判断したら、その本は元の場所に戻してしまいます。本当に読むべき本なら、またいつか必ず出会えるはずです。

 その後はページ数を調べ、このボリュームの本を読めるか判断します。ちなみに、「ビジネス書は自分が興味のあるところだけ読めばいい」とよく言われますが、そふぁ〜は最初から最後まで読んでいます。効率は悪いのかもしれませんが、やはり著者は1冊のバランスを考えて本を構成しているはずなので、枝葉も含めて吸収できればなと思っています。

・はじめにを読んで相性を調べる

 第一関門を突破したのちは、その場で「はじめに」を読んでしまいます。なぜこのようなことをするかというと、文章や著者との相性をたしかめるためです。どんなに偉大な著者もひとりの人間である以上、自分自身との相性の良し悪しがあります。よって内容が入ってきやすい文章や、接しやすい文体かを「はじめに」から見極めるのです。

 このステップが意外と重要で、どれだけ中身が斬新でもなんとなく読み進められない、という本は存在するのです。なので、自分と相性が良い本を選ぶという意識は、常に持ち続けています。

 余談ですが、世の中でベストセラーと呼ばれる本は、多くの人と相性が良いからこそベストセラーなのだと思っています。学校のクラスでも一人くらい、誰とでも仲良くなれる人っていませんでしたか?ベストセラーとは、まさに誰とでも仲良くなれる文章であることが多いため、読書の初心者には特におすすめします。

・発行年月と著者の年齢を確認する

 書き手の文章に触れて、「これなら読めそうだな」と判断したらその時点で買ってもいいのですが、そふぁ〜はもう少しだけ確認をします。それが、発行年月と著者の年齢です。これらは見落としがちですが、どちらも非常に大切なのです。

 まずは本の最後に載っている発行年月ですが、なぜそんなものを調べるのか?それは、作中の情報がいつのものかを確認するためです。例えば、何百年も学ばれている法律や経済、言語に関する本などは情報の新しさを気にする必要はほぼありません。しかし、ITや再生医療などの分野は、常に情報がアップデートされてます。そのため、3年前の本でさえ既に古いということが起こりうるのです。なので欲しい情報にもよりますが、読み始める前に一度発行年月を確認するという癖は、つけておいていいかもしれません。

 続いては、著者の年齢です。これは、先ほどの発行年月から著者の生まれた年を引いて求めます。生まれた年の記載がない場合は、その人のキャリアや研究の年月などから概算します。このように、少し手間をかけてまで年齢を導き出すのにも理由があり、こちらも著者との相性に関わってきます。例えば扱っている分野がほとんど同じでも、その研究に40年携わってきた学者が書いた本と、30代半ばの敏腕経営者が書いた本では、文体も受け取り方も大きく変わると思いませんか?もちろんこれらは優劣の話ではなく、長年の研究に裏付けされた主張も大切ですし、柔軟で新たな切り口を見せてくれる本も時として必要です。どちらにせよ、読む側はそれらを踏まえた上で、内容を受け取るべきだと考えています。その指標として、著者の年齢を確認するのです。

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 そんな感じで今回は、そふぁ〜の本選びについて紹介しました。ビジネス書や新書を読むとなると少しハードルが高く、なおかつ面倒くさいと思う方もいるかもしれません。ですがそんな時は、自分が少しだけ詳しい分野の本を読むことをおすすめします。体感として、半分くらいの内容はなんとなく知っていて、もう半分は全く知らないくらいの本なら、知識の復習と拡張がバランスよく行えて楽しめるかと思います。ぜひ、新たなる知への一歩を踏み出してみてください。

 というわけで、そふぁ〜でした!ではまた!

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