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#008 左利きということ

 どうもこんばんは、そふぁ〜です。もう8月らしいですが、そふぁ〜の体感は5月末です。先日、書類の日付を書く欄に「5」月と入力してて、戦慄しました。

 さて今日は、左利きに関する投稿です。何を隠そう、そふぁ〜は生まれてからずっと左利きなのですが、実は我々には、右利きの皆さんと比べて特異な性質がたくさんあります。これらは、脳の使い方が右利きの人と異なることで、行動や思考に大きな差が出た結果なのです。

 というわけで、今回はそんな左利きにありがちな特徴を大きくわけて3つ、紹介したいと思います。右利きの方は新鮮な気持ちで、左利きの方は共感しながら読んでみてください。

・言語の使用にラグがある

 左利きの私たちが好んで使うのは、右脳です。こちらはイメージや感覚を司るため、芸術に向いているとよく言われます。しかし一方で、言語や計算を担当する左脳を扱うには少し遠回りをする必要があるため、処理に時間がかかります。よくある事例として、

 ・左右や東西がパッと出てこない
 ・歌詞を覚えるのに時間がかかる
 ・感情を言語化するだけで疲れる

あたりが挙げられます。そふぁ〜は今でも、東西を聞かれたら頭に日本地図を浮かべて、(関東がこっち側だから、この方向が東!)みたいなややこしいことを脳内で行なっています。他にも、ダウンタウンの松本さんが「ミリオネアとトリビアが、頭の中の同じ引き出しに入っている」と表現していたのですが、まさにそんなイメージです。意味よりも語感で結びついてるため、言語の使用は疲れるなと思うこともよくあります。

・真似が上手い

 続いてはこちら。右利きの人よりも、何かを真似することに長けています。これはモノマネや模写などに限らず、事務作業や執筆といった多くの行為に当てはまります。感覚と連携したインプットが得意なため、人や物をまるごと記憶した上でそれらを再現している、という感じです。

 真似が上手いことによる恩恵は意外にも多いのです。例えば新しい仕事を覚えるにしても、全体の流れを目で追った上でそれらを何度か自分の手でなぞれば、比較的早く習得ができます。しかしその分、他の人から業務を口で説明しろと言われると、やっぱり時間がかかっちゃうんです。

・思考の跳躍が凄まじい

 他にも左利きの特徴として言われるのが、ひらめきの能力が高いということです。先ほども述べたとおり、記憶は感覚と結びつけているため、かなり遠くのモノや事象までもつなげて考えています。そんな脳の使い方によって生じるのが、思考の跳躍です。

 この能力を使いこなした偉人として、アインシュタインが挙げられます。彼は、当時の物理学が抱えていた矛盾を解消するため、「人によって体験する時間は歪む」というぶっ飛んだ結論を導き出しました。相対性理論の根幹となるこの発想も、左利き由来と言えるかもしれません。

 彼の功績ほどではなくとも、普段の話し合いや案出しなどちょっとしたことで、ひらめきの力は活かすことができます。膠着した状態において一気に風穴をあけられる能力こそが、思考の跳躍なのです。

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 そんな感じで今回は、そふぁ〜が考える左利きらしい性質を3つ紹介してみました。これまで左利きで苦労したこともありましたが、今では個性のひとつとして受け入れながら、日々の生活を送っています。もし皆さんの親しい人の中に左利きの方がいたら、「脳の使い方から違うんだ」ということを踏まえた上で、接してみるといいかもしれません。

 そして、この投稿を通じて左利きに興味を持った方には、『すごい左利き』という本をおすすめします。ここで記した内容よりさらに詳しく、左利きの思考体系や生態について綴られているため、気になった方はぜひチェックしてみてください!

というわけで、そふぁ〜でした!ではまた!

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