「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE 青嵐 BRUE GLITTER-」を観て(補足編)

前回の続きというか補足というか。

 アーカイブ何周かして気づいたり言い忘れていた部分を小ネタ感覚で羅列していきます。相変わらず感想書くの下手くそマンでごめんなさい。

柳小春の焦り

 全国高校演劇選手権の時期になり焦りを感じる。スタッフワークを引っ張った先輩がいても優勝を逃したのに自分たちだけでは大丈夫なのか?と思ったのだろう。また、総合芸術院のリーダーとして役者としてだけでなく優秀な裏方としても頑張ろうとしていて空回りする。なお、八雲先生は「本番にすべてのセクションを一人でやる人はいない」「青嵐が掲げる総合の意味をはき違えるな」とアドバイスしており、答えを教えていたりする。

穂波氷雨と南風涼

 涼はムードメーカーであるもののたまに空気が読めなくてよく氷雨に注意されたり怒られたりしている。猫みたいに首根っこ引っ張って端に連れてかれたり「んっ!」と怒ったりとコミカルなシーンがあって微笑ましかった。「涼さんのチェックもお願いします」「はい!」は涼が後輩からもいじられてることがよくわかる一幕ですね。

小春と氷雨の価値観の違い

 道具整理の際、小春はすべてを完璧にこなそうとするあまり躍起になっているが氷雨は「悩んでいる時間の方が無駄になる」と対立するような意見を投げかける。ここではやんわりとした指摘だが、雪代晶の「己を律する力が必要」という価値観に対して「自分がやれることをやるべき」と同調する氷雨と「団結力」や「総合芸術」に拘る小春で意見を違える。

八雲先生と走蛇先生

 尊敬する先輩

羽成 八津樹

 花柳香子に憧れる舞鳥女子高等学校の部長。「1年生で天下取る」や「〇〇はん」呼び、扇子であったりと香子を意識したポイントがちらほら見られる。

動作が一々大きい南風涼

 返事をする際に右手をピシッと挙げたり「石動きとバナナンと天天!」というシーンは一々本人のポーズを取っていた。そういうところ好き。

コミカル柳小春

 木材を切れないのも十分面白いのに夜中に春雨を啜ってたり泣きながら「バレンタイン抹消してやる」って言ってるの想像したらめちゃくちゃ面白いのでもっとコミカル(シュール?)な柳小春観たい。

「天堂さんの真似なんてひどいよぉ」

 露崎まひるで通してたら許してたんですか(ツッコミ)

ライブビューイングでも会場でみんな笑ってたことがわかるシーンなので一番のネタシーンだったと思います。走蛇先生現れたとき、まひるの触覚絶対跳ね上がってたし言い訳してた時めちゃくちゃバタバタしてそうだなぁと思いました。それはそうと芋に釣られる99期生は芋中毒にでもなったんですかね…?

3すくみ

 小春は涼に照らしてもらって(小春←涼)、涼は氷雨に癒してもらって(涼←氷雨)、氷雨は小春に救ってもらって(氷雨←小春)と劇中歌で述べられており、その後の「三銃士」のレヴューでは小春が涼のようなおしゃべりで遊びが好きで勉強ができないポルトス役(小春→涼)、涼が氷雨のようなみんなを冷静に見守りながら理知的に戦うアトス役(涼→氷雨)、氷雨が小春のような客観的にみんなを見てまとめるリーダーのダルタニアン役(氷雨→小春)。直前の歌の「君になれない」「でもなれない」の伏線を回収する構図。こういうの好き(好き)。勉強できないで「涼さんみたい」はひでぇよ。

「人として常軌を逸しちょう…」

 天下のエーデルに対しこんなセリフを吐けるのは松栄美湖だけ!

「これは…喧嘩じゃないんです」

 超速理解さくらちゃん。…レヴュー初回参加の方ですよね?

乱入大好き八雲先生

 舞台に飛び降りて髪をかき上げて乱入する八雲先生。相変わらずアクロバティック殴り込みを行う。しかもほぼ素手である。おまけに青嵐以外の晶や八津樹にも一発ずつけん制攻撃を入れているという狂犬っぷり。#2の時といい今回といい戦闘狂なのでは?昔、道場破りしてたという走蛇先生の話と合わせるとそうとしか考えられないんですが。

「君臨」「無響」「天真」

 それぞれ敵役が最初に登場した時の音楽が若干取り入れられてる気がする(勘違いだったらごめんなさい)。

柳さくら参戦!

「星屑あふれるステージを染める、美しき桜吹雪。101期生、柳さくら!気合でスタァライト、してみます!」随所に99期生リスペクトっぽい口上がいいですね。101期生なのは、#2が99期生や青嵐の3人が2年生終了ギリギリの時期でそこから進級を挟んで青嵐舞台という時系列だと考えると合点がいきます。つまり、完全新作の映画に出てくる可能性があるのでは!?という期待が高まりますね!話を戻すと、武器は小春と同様に盾と剣がセットになったようなもの。小春は一体型ですがさくらは左手に盾右手に剣といった感じ。レヴュー衣装は聖翔99期生と変わらない感じで色は桜色。

先輩してるまひる

「私だって先輩だよ、かわいい後輩守りたいもん!」の「もん!」を若干強めで言ってるの好き(好き)。その後、晶の当たり判定めちゃくちゃ広そうなランスを当たり判定局所的なこん棒で受け止めてるのちょっと笑っちゃう。まぁ床にクレータ作ったりセットを片手で破壊できるから凄まじい衝撃波が出せるから見た目以上に当たり判定ありそうですね(適当)

勝利する青嵐

 上掛けを3人分綺麗に舞わせてて感動した。「と、まぁ今回はこのような感じで~」と強がる雪代晶すき。

八雲先生殴乗り込み事件

 走蛇先生から、むかし同じように他校に乗り込んだことをバラされる。その時の「あっそれは…」という感じの動きから腕組んで「はぁ~」という感じの動きがリアルだった。「そんなことしてたんですか~」と冷やかす涼を「うるさい」とあしらってるとき絶っっっ対「いやな先輩」って思ってますよ。時系列的に「演劇選手権」→「乗り込み事件」→「聖翔祭選抜」なのね。なお、涼が叫んでる写真発見するもそれを走蛇先生黙認の行為であったことは気づかなかった模様(「青嵐に恩返しできた」「…え?」というくだり)。

世界を広げることを知る八雲先生

 同じ1年生しかいないのに演劇選手権を制した青嵐に乗り込むことで世界を広げた八雲先生。#2の双葉に「もっと広い世界をみること」と言って引き抜きを行ったのも今回のレヴューを開催したのも先生の経験から来る助け舟だったんですね。

ライブパート

 リミットレスのバイオリン(?)の伴奏は狂おしいほど好き。あと相変わらずThe show must go on!はテンション上がりますね。ザ・レヴュー曲って感じ。舞台版音楽もスタリラに実装されませんかね。歌いながら踊って戦うミュージカルパートも好きだけど歌いながら踊るだけ(全然だけって感じじゃないけど)のライブパートは素敵オブ素敵でエモさが噴き出すわけです。物語を十分楽しんだ後だから余計歌詞が染みるというのもありますが。

総評

 青嵐の3人は凸凹だからこそみんなで支えあって補い合ってバランスが取れていたんだと改めて気づくという物語でした。劇中では「自分改革」とは一言も言ってないけど要はそういうことなんですね(どういうことなんだ)。最終レヴューが「革命」なのがまたポイント高かった。愛城華恋の「アタシ再生産」とはまた違ったもののようで同じようで…言語化できませんな…。しばらく青嵐ロスになりそうだなぁという感じです。感想もっとありそうだけど…私の言語能力ではこれ以上無理…。最高でしたの一言に尽きます。アーカイブと生で見たので5,6周した甲斐あってめちゃくちゃ感想出せたと思うのでこのぐらいで終わりたいと思います。スタァライト大好きだああああ!

P.S. 千秋楽に氷雨をスタリラに実装とは…許しません!!ガチャ引いてきます。

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