【感想】舞台 Lyrical Lily 「千リ!の道も一歩から」

 久方ぶりにNoteを書きます。前回何を書いたか覚えていないくらいには久しぶりです。そして書くと言ってからどんだけ経ってんだって話ですよ…。(執筆日時:2022/07/16)

 さて今回はタイトル通り、2022/07/03に飛行船シアターで行われた舞台 Lyrical Lily 「千リ!の道も一歩から」夜の部(オンライン配信)の感想になります。

 Lyrical Lilyとは、D4DJというDJをテーマにアニメ、ゲーム、声優によるライブなど様々なメディアミックスを展開するブシロード作品の中に登場するユニットの一つで、お嬢様学校で知られる有栖川学院の高等部に通う4人によって結成されたユニット。略称「リリリリ」。リリリリのユニット曲の特徴として、文学作品をテーマにしている・可愛い系の曲が多いという点があるがカバー曲の中には「男の勲章」があったりする(歌いだし前の「ぶっちぎりですわよ♪」で草を生やすこと間違いなし)。「準備はよろしくって?」「「「よろしくってよ!」」」

 そんな彼女たちユニットはひょんなことから国際音楽祭、通称IMF(国際通貨基金ではない)に出場することに。乗り気な白鳥胡桃・竹下みいこに対し緊張と不安を覚える桜田美夢・春日春奈。果たして4人は無事にIMFに出ることができるのか?というのが大まかなあらすじ。多くの人に見てもらえるより大きな舞台に自分たちが立つことへの戸惑いと不安とどう向き合うかを描いています。

 ゲームではユニット内の4人やユニット同士(4×4)の絡みが主に描かれますが、今回はピンポイントな関係(美夢×椿・美夢×さおりなど)がしっかり出ていて良かったですね。また、胡桃みいこの悪戯コンビの図太さがいい方に描かれているように感じました。胡桃の口から「練習!悩んでる暇があったら練習だよ?」という至極まっとうな意見が出てきてリアタイでひっくり返りそうになりました。真面目過ぎる美夢・春奈ペアに対して胡桃・みいこコンビに真面目さが1ミリもないのはある意味バランスがとれていると改めて感じました。「リリリリはいつだって冒険をすることで困難を乗り越えてきた」と言っているように胡桃・みいこコンビの冒険心が問題の打開に一役買っていたのは劇中本編を見ても明らかです。こういうところを見ているとやはり箱推しが最強だなって感じですね。

 見どころは数えきれないほどありますが、中でもアドリブ部分は随一のポイント。特に岩田陽葵さん演じる花巻乙和との特訓シーンは観客との掛け合いもあり盛り上がるところ。乙和の元気っ子感が一つ一つの動作の大げささで表現されているところにも注目です。

 視聴前は「ライブばかりやってるコンテンツでいきなり舞台ってどういう話の構成で曲はどう扱うんだろう?」と疑問に思っていましたが、実際に視聴すると劇中にユニット曲が上手く散りばめられていて整った話の作りだったので安心しました。さらに後半のライブパートでは7曲も聞けてアフタートークまで視聴できたので非常に満足度の高い内容でした。特に千秋楽だったので演者さんたちの全体を通しての感想も聞けて心に沁みました。舞台のカーテンコールは何回観ても感動ものです。

 総括としては非常に満足度の高い内容でした。リリリリの人間関係がより解像度が上がるような内容だったので、箱推しの私としては最高以外の感想が出てこない始末。ライブパートはやっぱCD音源以上に盛り上がりますね…。

 あんまり関係ないけど、コロナになってライブ配信の形がかなり広まり、我々のような遠方のヲタクにとっては気軽に観劇・視聴ができるのはありがたい限りです。おまけにアーカイブで何回も観れちゃうので払った値段以上に満喫できるというご褒美付き。ちなみに今回のアーカイブは7/31まであるらしい。期間長すぎて二度見しました(普通は長くても1週間)。太っ腹かよ。未視聴の人はStreaming+に行ってさっさとアーカイブ買ってきてくれって感じです。

                            以上 おわり


おまけ

劇中登場曲(イントロのみも含む)

・吾輩よ猫であれ
・人間合格!!!!
・銀河鉄道の夜に
・prayer
・汚れっちまった悲しみの色
・プティプランス
・冒険王!

ライブパート(セトリ)
・千リ!の道も一歩から
・汚れっちまった悲しみの色
・吾輩よ猫であれ
・月に萌える
・銀河鉄道の夜に
・ねむり姫
・プティプランス



P.S.

感想文の書き方が分からなくて2週間ほど放置してたのは内緒。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?