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11 MMXM(その1)

ICTさんご本人の解説動画

MMXM = Market Maker Model
IPDAというアルゴリズム(マシーン)が
価格を操作して
人間トレーダーの心理や感情
恐怖心や貪欲心を巧妙に操って
ストップを刈り取り
なけなしの投資資金を奪って
Smart Money(大口機関投資家)を
儲けさせるために発動させる
一連の売買プログラム

売りのプログラムを
Market Maker Sell Model(MMSM)
買いのプログラムを
Market Maker Buy Model(MMBM)
ってICTの世界では呼ぶ

売りのプログラム MMSMでは
まず買い上がる
人間トレーダーが
上昇だーと乗っかってくる
そのストップ注文(売りの逆指値)を
養分として 売りで大儲け

MMSM Market Maker Sell Modelは
大局的な流れが下降トレンドのときに発動
はじめの買い上がりは
長期足でみると下降トレンド中の戻し

買いのプログラム MMBMでは
まず売り下がって
下降の動きに乗っかって
ショートする人間トレーダーの
ストップ注文(買いの逆指値)を
養分として 買いで大儲け

MMBM Market Maker Buy Modelは
大局的な流れが上昇トレンドのときに発動
はじめの売り下がりは
長期足でみると上昇トレンド中の押し目

売買プログラムの根底のロジック
ワイコフさん
Accumulation Expansion Distribution

100年後のアルゴ に
堅牢なロジックを提供したのは
ワイコフさんなんですね

アルゴはまずレンジ局面を作り出す
Consolidation Accumulation 玉集め

次にレンジを一方向にブレイク Expansion

そして調整局面を作り出す リトレースメント
ダウ理論によって洗脳されている人間トレーダーに
押し安値や戻り高値にストップ注文を置かせるため
External Liquidity ⇒ Internal Liquidity

押し安値/戻り高値に置かれたストップ注文が
買い上がり/売り下がり完了後
本来の売りモード/買いモードに
突入したときの燃料
Low Resistance Liquidity
Re-accumulation

通常Re-accumulationは
買い上がり/売り下がり完了までに
少なくとも2度起きる

これを何度か繰り返して

買い上がり終了
ここまでは本格的な売りモードに突入する前の準備段階

次に起こることは ICT用語で言う「Smart Money Reversal
アルゴのプログラムが 買いから売りに切り替えられる

アルゴに追随して このタイミングで
仕掛けることができたら
簡単に天底が取れちゃいますね

次に起こること みんなが知ってる
CHoCH(Change of Character)キャラ変 トレ転

External Liquidity ⇒ Internal Liquidity
Internal Liquidity ⇒ External Liquidity
を繰り返しながら 価格は進む

そしてついにスタート地点のCosolidationまで戻って
Market Maker Modelというプログラムの執行は終了

スタート地点のCosolidationの下に
ストップ逆指値注文(Liquidity)残ってますもんね
これを刈り取とるまでが プログラムの仕事
(Buy Modelでは Consolidationの上に溜まってるLiquidity)

MMSM (Market Maker Sell Model)で
買い上がるときに形成された買いのOrder Blockは
売りモード発動後に形成される売りのOrder Blockと
マッチングされる

おなじく
MMBM (Market Maker Buy Model)で
売り下がるときに形成された売りのOrder Blockは
買いモード発動後に形成される買いのOrder Blockと
マッチングされる

上位足と下位足の関係
上位足における
External LiquidtyからInternal Liquidtyへの動きを
下位足で見れば
MMXMが形成されている

External LiquidtyからInternal Liquidtyへの動きって
たとえば 高値からFVGへ とか

月足のPD Array
External LiquidtyからInternal Liquidtyへ
高値(Old High)からFVGへ

月足の高値(Old High)からFVGへの値動きを
日足に落としてみると なんと!そこには  MMXM😎

MTF分析を使う実際のトレードの手順

  1. 長期足の方向性(Order Flow)を判定する

  2. バイアスが売り目線なら
    Liquidity Sweepの候補になりそうな高値を探す
    高値の上にFVG/Order Blockがあれば もっといい

  3. 高値を上にブレイク(Liquidity Sweep)
    高値の上にあるFVG/Order Blockで反転するのを待つ

  4. 3が確認できたら チャートを下位足にする

  5. 日足 ⇒ 1時間足
    4時間足 ⇒ 15時間足
    1時間足 ⇒ 5分足
    15分足 ⇒ 1分足
    など

  6. 下位足で
    ゾウさんのローソクをともなう
    キャラ変(CHoCH)とFVGの形成を待つ

  7. 6が確認できたら
    価格がFVGに戻るのを待ってエントリー

ケメコがざっくりまとめると
エリオット波動の図解
よく目にするじゃないですか
長期足の1波を短期足で見たら
そこには1波から5波が形成されている
とかゆぅの

ICTのMMXMって ぶっちゃけコレ
エリオットでいう調整(修正)波が
MMXMの前半の買い上がり/売り下がり部分
エリオットでいう推進波が
MMXMの後半の本格売りモード/買いモードの部分

上位足が上昇トレンドのとき
押し目を作ってから
トレンド方向に上がっていく値動きを
下位足に拡大して見たら
MMBM Buy Modelになってる

上位足が下降トレンドのとき
戻しを作ってから
トレンド方向に下がっていく値動きを
下位足に拡大して見たら
MMSM Sell Modelになってる

いつでもそうなるわけじゃなくて
どの調整波+推進波でも
MMXMになってるわけではなくて
ズバリ アルゴのプログラムが
執行されたときだけ
MMXMってアルゴが稼働した痕跡なんですね

だからKillzone
時間帯が最重要
アルゴが稼働していないときは
ICTメソッドは完全に機能しない