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pherim
2017年2月13日 00:01
今から半世紀前の1961年、元ナチス親衛隊将校を被告とする裁判が、全世界の注目を浴びていた。被告の名はアドルフ・アイヒマン。ヨーロッパ各地から絶滅収容所へのユダヤ人移送を統括したアイヒマンは一貫して、「命令に従っただけの歯車の一人」であったと無罪を主張し続けた。映画『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』は、イスラエルで開廷されたこの裁判の中継放送を実現させたテレビマンたちを描く作品だ。