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FXで負けるパターン集

FX皮肉なことに必勝法は少なく、必敗法は存在するといっても良い世界。

読んでいる方でもし自分が負け続けているのであれば、これを読むことで自分の負け癖を改めるのに役立てて欲しい。
今回はそれぞれ負けるパターンを挙げていく。


●ポジションの頻繁な持ち替え


最初決めたポジションを、やっぱり違うからといって持ち替えまくる事を指す。
持ち替えが一回だけなら良いが、短期間で何回も持ち替えを行ってしまうとスプレッドによって資金がすぐに減る。

これはトレードに挑む自分の気持ちによるものが大きく、この行為に至る原因はかなり多くあるのでそれらを挙げていく。



★許容ロット以上で取引

自分の許容ロット数が釣り合っていないことで、若干の振り幅でも金額の上下が大きくなる。それが落ち着かないことによって、やっぱりこれじゃないとか変な考えが入ってしまい、最初のプランが全て崩れる。
それによって短期間でポジションの持ち替えを行うきっかけになってしまい、資金は減りつづけることになる。


★絶対に負けたくないという気持ち

この気持ちは相場においては足を引っ張る。
予め決めた損切りラインに掛かっていないのにも関わらず、少しの逆行が気に入らないからすぐにポジションを持ち替えする行為によって資金が減る。


まず相場において全勝するのは難しい世界なので、負けるのは悔しいが受け止めるしかない。
そして損切りラインに掛かって1回の負けの方が、頻繁な持ち替えてお金を減らすことに比べて資金の減りが全然違うので、負けをしっかり認めるトレードの方が資金の減り方もマシで、自ずと結果も出てくる。

それに経験している人なら分かると思うが、エントリーしても満足に伸びもせず、だからといって逆行もあまりせずの状態に出くわし、先行きがわからない場面が存在する。
なのでリスク回避の為に微益・微損といった引き分けも若干存在するので、勝ち以外に2つの結果が生じる可能性もある。

エントリーしてから利確ライン、損切りラインのどちらかに掛かるまで放置している人は別だが、勝ち、負け、引き分けの3つの結果が生じるとすれば、3分の2は勝ちではない結果を受け入れないといけないので、30回エントリー中10回しか満足に勝てないぐらいの気持ちで挑まないといけない。
となると4.5回連続で負けたり引き分けになることはザラにある。負けたくない気持ちを出来るだけ捨てて、欲を出さないことが何より重要である。


★根拠が曖昧なのにエントリーする

テクニカル分析などが自分の中で十分に整っていないにも関わらずエントリーしてしまうこと。
根拠の曖昧さが多く生じたまま持ってしまったポジションは少しの逆行で気持ちが揺らぎ、ポジションの持ち替えを頻発させてしまう原因に繋がってしまうため、資金が減ってしまう。

ポジションを持つ前に、自分の中で確固たる論があること、そして納得できる割合が高くないとそもそも取引してはいけない。


●チャートパターンが原因で負ける

チャートの場面やパターンが悪いところでエントリーをしてしまって負けるパターンを挙げる。
これが原因で勝てないのは、過去検証を十分に行う必要があり、どこでエントリーすればストレスが少なくて済むのかを洗い出さなければならない。

★トレンド伸びきりのところから入る

トレンドが既に出ていて、まだ伸びるだろうという希望トレードを言う。
トレンドが既に出たところから入るのは一種の愚の骨頂。
確かにトレンドが出れば伸びる可能性は無限大だが、伸びきりの場面はいつ失速してもおかしくない状態なので、やはりエントリーは見送らなければならない。


★値幅のあまり無いレンジでトレードしてしまう

値幅のないレンジゾーンは、しばらくそのゾーンの中でウロウロするので若干の逆行は当たり前。その逆行にすら耐えられないのですぐに切ったりしてしまう行為。
人によってはトレードしている場所が狭いレンジ内に居ることに気づかない人もいるので、自分の分析に変な抜けがないかはチェックしておくこと。


★トレンド中の調整局面でのエントリーが早すぎる

エリオット波動で言うと2波の調整局面で3波を捉えたい気持ちが先行し、伸びる条件が整う前にエントリーしてしまうと逆行をくらう可能性が高い。

ただ、調整局面で良いところでエントリー出来るようになるまでは、恐らく早すぎたりタイミングの悪いところでエントリーする方は多いと思うので、この辺りは過去チャートを眺め続け、ひたすら良いポイントを炙り出すしかない。

●まとめ

負けるパターンを挙げたが、どの負け癖が付いているかを分かれば、それを改善するだけで資金の減り方は大きく変わる。

ポジションの頻繁な持ち替えをしているのであれば、その元凶から倒していかなければならないし、チャートパターンで負けているのであれば検証をもっと深掘りする必要がある。



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