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踏み出した先に

踏み出した先に何があるのか。

落ちていくかもしれないという不安はない。

その先が崖であっても、助けがあると知っているから。
ーー

学校生活が嫌になったことがある。

画一化された「人」になることを受け付けられなかった。
まだ子どもだった中学生の頃、集団に適合できずパニックになった。
なにをしても「だめ」だった。
生きる意味がわからなくなり、学校に行かないことを選んだ。

生きにくい日々だった。
社会から閉め出された気分で、自分に価値があるのかと何度も問うた。
人が、社会が、憎かった。

今でも生きにくさは消えない。
でも癒しを経て、憎しみはいつしか消え去っていた。

日本には生きにくさを抱え、生きることを辞めようと思っている人が沢山いる。

次は私の番。
社会を変えるエネルギーに加わりたいと思う。

生きにくく窮屈な社会だけれど、
全力で楽しめる生き方を提案し、生きてみたいと思える社会をつくりたい。

それには足りないものや知らないことがまだまだある。沢山痛んで沢山癒されて沢山吸収していきたい。


#ほんの少しの生きやすさを加えて

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