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カブスの26人ロースターを考える(投手編)

どうもフェグリーです、いよいよMLBでも球春到来。
ふと思ったのですが、NPBでは球春、MLBではSpring trainingとどちらも春が使われているんですよね。まだ2月なのに。やっぱり万国共通で春は物事の始まりってことなんでしょうか???何かご存じの方いらっしゃればぜひ!

ということで今回は現段階での40人ロースターを見ていきましょう。まずは投手編です

現段階のロースター

面倒なのでリンク貼っときます

前提として、この40人が必ずしも試合に出れるとは限りません。
MLBの試合に出るために最低限入っておかなければならないのがこの40人枠で、ここから更にアクティブロースター(いわゆる26人枠)と言われる括りに入らないと試合に出れません。NPBでいう支配下登録と一軍登録と思っていただければ!

カブスの先発ロースター

ここからはフェグリーが考えるローテです。

①Kyle Hendricks (昨年81.1IP 2.88ERA)

②Zach Davies (69.1IP 2.73ERA)

③Alec Mills (62.1IP 4.48ERA)

④Jake Arrieta (44.1IP 5.08ERA)
Adbert Alzolay(21IP 2.95ERA)
Trevor Williams (55.1IP 6.18ERA)
Kohl Stewart (-)
Tyson Miller (5IP 5.40ERA)
from non roster

特筆すべきは誰一人としてMLB平均球速を上回らない技巧派右腕笑集団ってこと
ダルビッシュが抜けたので尚更遅さが目立ちますね。そして昨年から課題と当アカウントで主張していた左腕を、なんと、、補強、、、
しませんでした!!!
正直同じタイプばっか集めて何がしたいんだと思いますが、そこはもう仕方ないので、、、(下の記事で述べていた課題をすべてすっぽかしてくれましたホイヤーめ)


まず上位三人は当確でしょう。ヘンドリクス、デイビーズには通年ローテにいてもらいましょう。本当はミルズを先発中継ぎ両方回せるスイングマンに据えられたら強いんですが、そこまでの強化はしませんでした。

問題は4番手以降です。ここからはおそらく調子のいい人が代わる代わるローテに入るという形になると思います。全員通年で回すと悲惨な成績になりそうですので、上手く使いたいですね(あの監督にそれができるのだろうか)
4番手最右翼のアリエッタはかつてのカブスのエース。球速も出ない走られ放題と散々なシーズンを送っていましたが、輝きをリグレーで取り戻せるのか注目です。アルゾレイは中継ぎで安定した投球を見せられることを証明済みで昨年終盤に磨いたチェンジアップが冴えわたる投手、先発で調子を落としたらショートイニングで調整というやり方でいいでしょう。ウィリアムズはイニングイーターですが、同時に失点も嵩むヤバい投手なので上手く使いたいところ。球速は特に落ちていないので、昨年ひどかった勝負球を修正できるのかがカギ。スチュワートは一番球速早いかもってくらい。昨年は全休したので情報がないです、今季は頑張ってほしいですね。ミラーは中継ぎでいいかも

そしてここでは名前の挙がっていないマイナー契約の選手も虎視眈々とその座を狙うはず。シェルビーミラーとかに注目です(みんな右腕だけど)

カブスのリリーフロースター

ここからはリリーフです
Jason Adam
Andrew Chafin/Kyle Ryan
Jonathan Holder/Dan Winkler/Brandon Workman/Duane Underwood Jr.から2人
Rowan Wick
Brad Wieck
Craig Kimbrel

剛腕2人、技巧派2人、左2人、守護神とバランスは悪くないと思います。

投手コーチのホトビーはリリーフの魔改造がお好きなようで、高めフォーシームと落ちる球で打ち取る黄金パターンで実績の無い投手や輝きを失った投手を活躍させてきましたので、今季も期待しています。

アダムは大量失点をしないので計算がたちやすく、昨年はローワンが抜けたリリーフで勝ちパとしても奮闘しました。昨年から取り入れたスライダーでKK/9も13と申し分ない数字、今季もフル回転を願います。
チャフィンは左殺しもロングも行ける、調子が悪ければカイルライアンと併用でいいかな、ちなみにライアンはコロナで出遅れ、、、完治して戻ってきてほしい

ホルダーはヤンキースから加入、ウィンクラーやワークマンと敗戦処理やロングからのスタートになるでしょう。この3人のうち、誰か一人でも機能してくれたらだいぶ楽な運用ができます。
ダブルウィックは今季こそ通年機能してほしいです。ローワンは故障するまで8回を担うまでに成長しました。しかし既に肋骨付近の損傷で出遅れとの一報が。その場合は他の投手の奮起が待たれます。ブラッドは曲がりの鋭い"nasty"ボールを自在に操る左腕ですので、あとは制球難で自滅するパターンを減らしたいですね。自分は現地で彼のとんでもカーブを横から観ていて、そこからすごく応援していますが、、、

カイル・シーガーがこんな避け方するくらい

そして守護神はキンブレル、、、
昨年は被弾や四球やら1死も取れず後続に託すやら見るたびにやらかし、日米問わず数多もの野球ファンにバカにされた出だしとなりました。しかしホトビーの魔改造を受けた後のKK/9は驚異の18くらい、計算めんどくさかったごめんなさい
ファストボールも96マイルと復調してきたように思えます。今季こそ信頼できる守護神になってほしいですね

この他にもたくさん候補はいます。われらがペドロ・ストロップもマイナーに控えております。リリーフの新陳代謝は特に激しいので、ここで名前が挙がらなかった選手がきっと終盤で活躍しているはずです。

今回はこれにて。次回は野手編に移ります。ではでは